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2016年6月13日 (月)

ルーキーたちの夏

昨日の東京競馬場。

「藤田菜七子騎手を見てみたい」という娘に付き合って、朝イチのレースから東京競馬場に足を運んだ。安田記念が終わり、2歳競馬も始まれば、気分は既に夏競馬。朝の空いた競馬場でのんびり競馬を眺めるのも悪くない。

―――と思って正門をくぐってみれば、パドック周辺は既に人の山ができているではないか。何の変哲もないダート1400mの3歳未勝利戦。なのになぜ?というのは愚問。この人だかりこそ、菜七子騎手出場の証にほかならない。いったいこのフィーバーはいつまで続くのか。

前回、彼女が私の関係馬を差し切った時(※5月28日付「負けた相手は」参照)は、薄暗い地下馬道での挨拶だけだった。こうして明るい陽射しのもとで彼女を見るのは、実際には初めてのこと。最近よく耳にする「美人すぎる~」というキャッチフレーズは多分に盛られ過ぎの感が強いが、パドックで拝見した限りでは、確かに目鼻立ちは端正で、色白の頬が少しばかり紅潮し、うつむき加減の姿勢からは奥ゆかしさも漂い、なるほどこれならファンが惹かれるのも頷ける。私の娘も先ほどからスマホでの撮影に余念がない。

Nanaco 

実はこの1レースには私の知り合いの馬も出ている。前走の成績からすれば勝ち負けできなくもなさそう。様々な期待が渦巻きつつゲートは開いた。

菜七子騎手のバースデイは最後方、私の応援する馬は中団を進む。だが、直線に向いても前との差は縮まるどころか広がる一方。内から抜け出したのはアキノバレリーナ。ゴールと同時にガッツポーズが飛び出した。3歳未勝利戦では珍しい。

1 

出馬表を見ると鞍上は「菊沢一樹」とある。こちらも菜七子騎手と同じく今年デビューした新人ジョッキー。これが3勝目となった。ガッツポーズの理由は分からぬが、デビューから3か月も経たない新人ジョッキーが、戸崎圭太や福永祐一という一線級と対戦し、こうして勝てるあたりは、競馬というスポーツの特殊性であろう。父で師匠の菊沢隆徳調教師が騎手としてデビューしたのは1988年のこと。3勝目を挙げたのは6月末の札幌だった。一樹騎手の方がちょっとばかり早い。慌てることはない。

他にも昨日は坂井瑠星騎手が阪神8Rを、一昨日も荻野極騎手が阪神7Rをそれぞれ勝った。以前、このブログでは「今年の新人が誰も勝たない」と嘆いたこともあるが、あれから状況は一変しているようだ。パイの少ない2場開催で勝利を重ねる新人たちを目撃すれば、今年のルーキーたちのレベルの高さを痛感しないわけにはいかない。昨日の東京8Rで人気薄を2着に持ってきた木幡巧也騎手などは、すでに11勝をマーク。ひょっとしたら大物かもしれない。それも本格的なローカル開催に突入すれば分かるはずだ。

ちなみに1レースの菜七子騎手&バースデイは8着。私の応援していた馬は半馬身差の9着だった。菜七子騎手が私にとっての鬼門になりつつある。困ったもんだ。

 

***** 2016/06/13 *****

 

 

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