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2016年6月20日 (月)

えぞ梅雨

外で写真を撮ることが多い人間の常として、他人より天気予報を気にする。むろん北海道に向かうにあたっても、1週間前から週間予報のチェックを怠らない。それによれば、先週末3日間の日高地方の予報は、このように変化していた。(予報は金、土、日の順)

 【12(日)時点】
 cloudraincloudsuncloud

 【15(水)時点】
 rainraincloud

 【16(木)時点】
 raincloudcloudsun

んで、実際の天候は「raincloudsuncloud」。1週間前の予報よりは悪いが、週中の予報よりは多少良い。天気予報をチェックすることは大事だが、あくまで参考程度ということか。一喜一憂する必要はない。……と言いつつ、小物の私はsunマークに小躍りしちゃうけど。

金曜日はほとんどの時間を車での移動と牧場主との会話に費やした。馬を見るにしても、実は雨の方が都合が良い場合もある。放牧中だと近くに連れてくるのが大変だし、放牧地の間を移動するのもひと苦労。雨で厩舎の中にいてくれれば、いっぺんにすべての馬を見ることができる。そりゃあ、きちんと立ち姿を見たい気持ちもあるけど、今回は浦河まで足を延ばしたので、仮に晴れていたとしても時間的にそんな余裕はなかった。

土曜も昼前にちょいと雨がパラついたものの、バーベキュー会場には屋根がある。そりゃあ、スカッと晴れていた方がビールは進むだろうけど、それで毎年のように失敗を繰り返してきたのも事実。だから今回は北海道クラシックを2缶のみ。直後に行われる社台ファームの展示は、例年ならトイレの往復でほとんどの時間が消えるのに、今年はしっかり見届けることができた。クタクタになって苫小牧に到着すると、珍しく空が晴れ上がっている。この分だと明日のピーカンは避けられまい。暑さ対策がカギを握るゾと己に言い聞かせつつベッドに倒れた。

目が覚めると窓の外は一面の霧である。ただし、これは苫小牧ではいつものこと。むしろ好天の兆しに近い。予報によれば安平界隈はsunで、最高気温は24度だという。これは日焼け対策が必要かもしれない。移動のバスの車内には冷房が入れられている。

やがて安平・ノーザンファームに到着。しかしバスを降りた途端、すぐにおかしいと感じた。

寒い……coldsweats02

思わず身震いするほどの寒さ。空は一面の雲で覆われて、日焼けの心配などまったく必要がない。24度を想定してきた服装に容赦なく風が吹き付ける。あとから調べてみると、この時の安平界隈の気温は15度。そこに風速5mの強風が吹き荒れていた。これのどこが「晴、気温24度」なのか。苫小牧より寒いではないか。バスに戻るとエアコンの設定はいつの間にか暖房に変わっている。

Dsc_3817 

北海道の天候は変わりやすい。静内が晴れているのに山ひとつ隔てた新冠は雨なんてこともザラ。だから天気予報はアテにはできない。週間予報はなおさら。むしろ東京の天候が単純過ぎるのであろう。だから、北海道ではあらゆる状況に応じた対策が必要なのだが、今回はそれを怠ってしまった。私のミスである。かつて吉田牧場を訪ねた際、7月とは思えぬ寒さに慌てて母屋に駆け込んだら、ストーブが炊かれていたことを思い出す。驚く私を、吉田重雄氏は「北海道をナメるな! はっはっは!」と笑い飛ばした。

日高は今日も一日雨が降ったらしい。北海道には梅雨が無いと思い込んでいる方も多いようだが、この時季はオホーツク海高気圧の影響で、太平洋側の日高、胆振方面では曇りや雨の日が続く。いわゆる「えぞ梅雨」である。ただ、ここ数日の道内の雨の降り方を見る限り、梅雨というよりゲリラ豪雨に近い。おかげで牧草地の草は軒並み倒れてしまった。馬だって青空の下を駆け回りたい。なのに、週間予報は明日以降もraincloudマークがズラリと並んでいる。ここは道内天気予報特有の「アテにならなさ」に期待したいところだ。

 

***** 2016/06/20 *****

 

 

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