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2016年6月 5日 (日)

28年ぶりの安田記念

「ディープインパクトだらけだな」

安田記念のパドックでそんな声が聞こえてきた。

圧倒的人気のモーリスこそスクリーンヒーローの産駒だが、それを負かさんとリアルスティールやサトノアラジンなど5頭のディープインパクト産駒が虎視眈々とチャンスを伺っている。実は昨年の安田記念には6頭、一昨年などは7頭ものディープ産駒が出走していたのだが、12頭立てに留まった今年は5頭でも割合的に多い。「ディープだらけ」と感じるのも頷ける。

それにしても例年フルゲート必至の安田記念が12頭立てとは驚きやしないか。安田記念の12頭立てというのは近年あまり記憶にない。調べてみれば1988年以来28年ぶりのこと。あの時はニッポーテイオーのあまりの強さに有力馬が続々と回避した。なら、今回もモーリスで仕方ないのだろうか。歴史は繰り返されるのである。

「東京のマイルならディープ産駒でいいんじゃね?」

そんな声も聞こえてきた。東京芝マイルでのディープインパクト産駒の強さは歴然としている。初年度産駒のリアルインパクトが3歳で挑戦したこの安田記念でいきなりGⅠ制覇を果たしたシーンは、まだ記憶に新しい。だからこそ、これだけのディープ産駒たちがここに集結してきているのであろう。もしモーリスを負かすとすれば、この5頭のディープ産駒のどれかであっても不思議ではない。

Logo 

それがまさかまさかのロゴタイプである。2着はかろうじてモーリスが粘った。外国馬を除いた11頭のうち9頭がSS系種牡馬の産駒で占められる中、たった2頭の非SS系種牡馬同士の決着だから言葉もない。先ほどのパドックの声の主はさぞや落ち込んでいることだろう。

Logo2 

ロゴタイプの父ローエングリンは、2003年と04年の安田記念で1番人気に推されたことがある。が、実際の成績は3着、5着と振わなかった。ロゴタイプは父の無念をも晴らしたことになる。社台ファームの関係者は感慨もひとしおであろう。しかも父を彷彿とさせる圧巻の逃げ切りときた。安田記念の逃げ切りというのは近年あまり記憶にない。調べてみれば、なんと1988年のニッポーテイオー以来ではないか。しまった。繰り返された歴史は、逃げ切りの方だったか。

 

***** 2016/06/05 *****

 

 

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