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2016年6月26日 (日)

Japan Open 2016 第5戦

ロングラン開催の東京競馬は今日が最終日。とはいえ、気持ちはすでにローカル開催に向いてしまっている。そんなテンションで馬券を買ったところで当たるものでもあるまい。なので、先日もチラッと書いたけど、この週末は馬術の競技会「ジャパンオープン2016・第5戦」を見るべく、千葉まで足を運んだ。

競技は1日あたりだいたい8種目程度。午前の第一種目は中高生も出場し、馬も競馬あがりのサラブレッドが多い。聞いたことのある馬に、聞いたことのない選手が乗っている。その後、競技が進むにつれ徐々にレベルが上がっていき、最終種目になると五輪レベルの人馬が出てくる。聞いたことのある選手が、聞いたことのない馬に乗っている。もちろん飛越のレベルは素晴らしい。午前中は、「よいしょ」という感じで跨ぐように飛んでいたのが、このクラスになるとまさしく「飛んで」いる。

上級クラスの出場馬に聞き覚えがないのは、サラブレッドではなくホルシュタイナーなどの乗用馬がほとんどだからであろう。その体躯はサラブレッドよりすこぶる大きく、管はとことん太く、その割に繋は短い。先日まで数百頭の1歳馬を見てきたばかりだから、そのギャップが気になって仕方ない。思わず傍らの人に「ちょっと歩かせてみて」と言いそうになってしまう。

すると突然、聞き覚えのある馬の名前がコールされた。

Carries_sun1 

「キャリーズサン」と聞けば、最近耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないか。TBS系「炎の体育会TV」で歌手の華原朋美さんが障害飛越競技に挑む企画のパートナーであり、現六段障害飛越競技で199cmの日本記録を持つレコードホルダーである。雄大なストライドから繰り出される豪快な飛越は、たしかに飛んでいるように見える。

Carries_sun2 

眩しいほどの芦毛は16歳なればこそ。しかも彼は「牡馬」。乗用馬にありがちな「セン馬」ではない。なぜか。実はキャリーズサンは現役のホルシュタイナー種牡馬でもある。乗用馬の世界ではなかなかの良血なんだそうだ。

Carries_sun3 

競技後の馬を間近で見る機会を得た。名馬特有のオーラが凄い。時おり人をキッと睨むその目つきはオルフェーヴルにも似る。すなわち人を選ぶということ。誰もが乗りこなせる馬ではない。私はそう感じた。そういう意味では華原朋美さんは凄い。当たり前のことだが、国体4位の成績はだてではない。

このあと、主要な馬術大会は小淵沢や御殿場での開催に移る。夏になってローカル開催にシフトするのは競馬も馬術も同じこと。この夏は私も小淵沢に行ってみよう。そんで夜は甲斐大泉『中村農場』の水炊きをつつきながら、キンキンに冷えた生ビールをゴクリ―――という具合に、ご当地グルメで盛り上がるところまで競馬のローカル開催と一緒ではないか。馬の楽しみは尽きない。

 

***** 2016/06/26 *****

 

 

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