« パーティーの始まりだ! | トップページ | 神の挑戦 »

2016年6月 7日 (火)

エプソム遥かなり

東京は2日連続でどんより曇った空模様。朝方には一時的だが細かい雨も降った。関東も梅雨入りが近い。

今年で33回目を迎えるエプソムカップは、英国はエプソム競馬場で行われる「ザ・ダービー」とほぼ同時期に行われてきた。だから当然梅雨の影響を受けやすい。1999~00年連覇のアメリカンボスも、03年と04年で連覇を果たしたマイネルアムンゼンも、どちらも道悪を苦にしないタイプだった。さに07年の優勝馬エイシンデピュティは、その1年後に重馬場で行われた宝塚記念を制しているし、昨年の勝ち馬エイシンヒカリも極悪馬場のイスパーン賞を圧勝したばかり。エプソムカップでは切れる脚よりもパワータイプの馬を見出したい。

Epsom 

ならば欧州血統の馬がよかろう―――。そう思って今年の出走予定馬の血統を眺めて驚いた。登録19頭すべてがサンデーサイレンスの孫なのである。その内訳は直系15頭に母経由が4頭。ダービー発祥の地「エプソム」を戴くレースとして、これはあまりに皮肉な出来事ではなかろうか。ディープインパクトも、ハーツクライも、マンハッタンカフェも、欧州遠征の経験を持ちながら、エプソム競馬場での出走経験はない。そこはやはり聖域なのである。

2002年のエプソムカップを勝ったジョウテンブレーヴの父はダンシングブレーヴ。その7年後のエプソムカップを勝ったシンゲンの父はホワイトマズル。ダンシングブレーヴとホワイトマズルの両者は親子でもあるが、どちらも一度ずつエプソム競馬場の出走経験を持つ。ダンシングブレーヴがダービーでシャーラスタニに敗れたシーンはあまりに有名。ホワイトマズルも4歳緒戦のコロネーションカップでアップルツリーの5着と敗れた。「エプソムで勝つことはエプソムカップを勝つことよりもずっと難しいんだよ」。アカンベをしながらホワイトマズルがそう言っている―――ような気がする。

White 

安田記念が非SS系種牡馬の決着だったことに倣い、エプソムカップでも非SS系種牡馬の産駒を買ってみるとしようか。オリオンザジャパン(父クロフネ)、サトノギャラント(父シンボリクリスエス)、ダービーフィズ(父ジャングルポケット)、そしてフルーキー(父リダウツチョイス)の4頭。なんかそれほど悪くない気がする。

だが、そう思いつつ過去32回の優勝馬の年齢を調べていたら、嫌なデータを見つけてしまった。

 4歳 20勝
 5歳 11勝
 6歳  1勝

オリオンザジャパン、ダービーフィズ、フルーキーは6歳。サトノギャラントに至っては過去に優勝例のない7歳である。これは困った。それというのも、エプソムカップの出走馬がエプソム競馬場とは無縁の血統ばかりになってしまったせいだ。やれやれ。

 

***** 2016/06/07 *****

 

 

|

« パーティーの始まりだ! | トップページ | 神の挑戦 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« パーティーの始まりだ! | トップページ | 神の挑戦 »