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2016年5月22日 (日)

レッドディザイアのオークス

突然、火曜日にHBAのトレーニングセールと門別競馬をハシゴしたくなった。すなわち「羽田→札幌競馬場→門別競馬場→羽田」の日帰り強行軍である。それには先立つものが必要。ならば今日のオークスで飛行機代を捻出するまでだ。桜花賞馬も、桜花賞1番人気馬さえも不在のオークスならば、きっと一筋縄では収まるまい。大穴をズバッと当てて北海道に行ってやる。

それで久しぶりにやって来た東京競馬場で穴馬探しに四苦八苦していると、頭上のモニタがプリークネスSの映像を流し始めた。「泥田」という表現ではとても足りないほどの極悪馬場を、ラニと武豊が真っ黒になりながら追い込んでくる。

その姿を見ていて、ふとレッドディザイアのことを思い出した。彼女の訃報が伝えられたのは、つい昨日の事。10歳と聞けば悲しさより、むしろ悔しさが先に立つ。

Red 

2009年のオークスの最後の直線。レッドディザイアが馬群をこじ開けて先頭に立った時、大半の観衆は彼女の勝利を確信したことだろう。実は私もその一人。異次元の末脚で大外から襲いかかったブエナビスタとの着差はわずかにハナ。そこにはもはや能力差など存在しない。両者を分けたのは単なる運だ。

レッドディザイアも、そしてピムリコ競馬場の泥にまみれて5着に追い込んでみせたラニも、どちらも同じく松永幹夫調教師の管理馬。今年のオークスには松永幹調教師の管理馬はいないが、レッドディザイアと同じ四位騎手のマンハッタンカフェ産駒を見つけた。3枠5番ペプチドサプル。8番人気なら穴馬として申し分ない。さあ、私を北海道に連れて行ってくれ!

実際のレースはどことなくレッドディザイアのオークスを彷彿させるものだった。馬群をこじ開けるように伸びてきたシンハライトが、瞬く間に先頭に立つ。桜花賞2着で涙を飲んだのも同じなら、ゼッケン3番も同じ。違ったのは、大外を追い込んでくるブエナビスタがいなかったことくらい。ともあれ、母シンハリーズに、ついにGⅠタイトルがもたらされた。これが何を意味するかは、4月9日付「アメリカンオークス3着馬の娘」を参照されたい。

Oaks 

穴にと期待したペプチドサプルは5着。8番人気を思えば上出来であろう。残念だが、トレーニングセールと門別競馬はネットで見守ることにする。ちなみに、この世に残されたレッドディザイアの産駒は3頭で、うち2頭が牝馬。2頭のどちらかがオークスに出る日が来ることを切に願う。そこでブエナビスタの娘との対戦が実現すれば言うことはない。

 

***** 2016/05/22 *****

 

 

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コメント

お見事ですhappy01
さすがの私もダービーは当てたいですcoldsweats01

投稿: 店主 | 2016年5月24日 (火) 07時45分

私はちょっと前の記事にあった大型馬のオークス制覇は無いネタより、
安心して、シンハライト、チェッキーナの1点で仕留めました。

ありがとうございました。

投稿: tsuyoshi | 2016年5月23日 (月) 14時21分

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