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2016年5月28日 (土)

負けた相手は

今日は珍しく競馬場から一本アップしてみます。

東京2レース。私が強く応援していた馬は、ゴール寸前で差されて負けてしまった。騎手も外を見て「ああ、ダメか……」という表情をしている。

2r_1 

人気だから勝てるほど競馬は甘くはない。それはじゅうじゅう承知している。それでも今日は無理してでも見に来なきゃならないレースだった。何を差し置いても見なければならないレースというものが、この世の中にはある。長く競馬を続けている方なら、お分かりいただけるだろう。だから、私なりに結構な犠牲を払って今日この東京競馬場にやってきたのである。いったいこの悔しさをどう晴らせばよいのか。こうなったら、勝った騎手に飛び蹴りのひとつでも食らわしてやらなければ気が済まない。

エレベーターを待つ時間も惜しく、階段を駆け降りて検量にたどり着くと、ちょうど1着馬が戻ってくるところだ。ここぞとばかりに助走をつけてキックをお見舞いしようとしたその瞬間、盛大な拍手が沸き起こった。

なんだ、なんだ? ダービーは明日だぞ?

うろたえる私の前に、ちょうど鞍を外した騎手がやってきた。

藤田菜七子騎手である。

目が合ったので、「あ……、おめでとうございます」と声を書けると、「ありがとうございます」と丁寧に会釈してくれた。良い子である。根本調教師のご指導の素晴らしさも伺える。

後検量を待つ間、みんなが「よかった」「良かったよね」と言い続けていた。思えばスタンドの歓声も、土曜の午前中の未勝利とは思えないほど大きかった気がする。スタンドの全員が菜七子騎手の馬券を買っていたのだろうか? 関係者の全員が菜七子騎手を応援していたのだろうか。菜七子騎手が勝ってガッカリしている私の方がおかしいのだろうか。

2r_2 

「まあ、相手が菜七子騎手なら仕方ないか……」

なーんて言ってられる余裕などないですよ!

あぁ、悔しい~crying

でも、負けて悔しいのは正常ですよね。こっちは真剣勝負しているんですから。ただし、勝った騎手に飛び蹴りするのはまったく理屈に合わない。今になって私もようやく冷静さを取り戻したようだ。飛び蹴りを食らわす相手は、あまりに早く先頭に立ち、格好の目標になって案の定差されたあの騎手だ。

吉田豊はどこ行ったぁ?!

 

***** 2016/05/28 *****

 

 

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