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2016年5月 8日 (日)

次の10年へ

今日のNHKマイルカップで8着だったブレイブスマッシュを生産したエスティファームは、「トーセン」の冠名でお馴染みの島川オーナーが経営するオーナーブリーディングファーム。開場は2006年だから歴史は浅いが、それでもトーセンベニザクラ(12年フェアリーS)とブレイブスマッシュ(15年サウジアラビアロイヤルC)と2頭のJRA重賞ウイナーを輩出し、地方でもトーセンウィッチが東京プリンセス賞を勝っている。創業10年の実績としては悪くあるまい。ここから始まる新たな10年では、さらなる飛躍を予感させる。

Brave 

それを示すのが2歳馬たちの活躍である。先週は船橋でも今年最初の新馬戦が2鞍行われたが、なんとエスティファーム生産馬の連勝という結果に終わった。

ひとつ目の新馬を勝ったマッシュクールは父トーセンブライトも、母マッシュレイヤーも島川オーナーの服色で走った馬。これぞオーナーブリーディングの醍醐味であろう。6頭立ての4番人気ながら、楽な手応えのまま後続に7馬身差をつけてみせた。

Shotaro 

ふたつ目の新馬を勝ったのはキャプテントゥーレ産駒のホワイトソニック。こちらは先ほど違って4角4番手から直線では追われ通しの競馬。それでもアタマはないかなと思わせたが、ゴール寸前でさらにもうひと伸び。鼻面を並べたところがゴールだった。

Usui 

微妙な写真判定になりそうだが、乗っている騎手は分かっているもの。1番人気スターマイボーイの森泰斗騎手は、戻ってくるなり「クソッ」と吐き捨てて「2着」の枠へと馬を誘導した。それを見たホワイトソニックの臼井健太郎騎手が、「あぁ、良かった」と馬上で呟く声が私の耳に聞こえてくる。つい本心が出たのであろう。デビュー2年目の臼井騎手はこれが今年の4勝目。早くも昨年の勝ち星に並んだ。こちらも目が離せない。

Usui2 

勝ち時計1分03秒5は平凡。しかし、この時期の新馬戦ならこんなものか。それでもエスティファームにすればこの結果に文句はあるまい。新馬戦の好成績は生産・育成・トレーニングの3場分業が機能していることの証。NHKマイルカップのブレイブスマッシュにしても、8着とはいえコンマ3秒差である。11年目のエスティファームから目が離せない。

 

***** 2016/05/08 *****

 

 

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