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2016年5月21日 (土)

中央フリーウェイ

明日の東京10Rは芝7ハロンのフリーウェイS。だが、いまひとつ注目されにくいレースでもある。みんなオークスのことで頭がいっぱい。フリーウェイSが発走する頃には、ファンも関係者もパドック周辺を埋め尽くしている。そういう意味では、ダービー当日のむらさき賞と立場が似ていなくもない。

下の写真は2000年のフリーウェイSを勝ったグリーンプラネット。鞍上は驚くなかれ二本柳壮騎手である。ああ、この当時はGⅠ当日の準オープンを勝ったりしてたんですねぇ……。なんてしみじみ懐かしんでいたら、明日の出走表に壮君の名前があるではないか。6枠12番カシノワルツ。これは買わねばなるまい。余計なことに気付いてしまった(笑)

So 

フリーウェイSは1988年の創設以来、一度だけ芝1600mで行われたことを除けば、一貫して芝1400mで行われてきた。レース名の「フリーウェイ」は、言うまでもなく「高速道路」の意。その高速道路とは、すなわち東京競馬場の向こう正面を走る中央自動車道にほかならない。それにちなむレースである以上、スターティングゲートを高速道路の近くに据える必要がある。芝2000mやダート2100mでは高速道路をイメージしにくい。

このレースでは馬場入場時に松任谷由美(発表時は荒井由美)さんの名曲「中央フリーウェイ」の楽曲が流されることでも知られる。中央道を調布から西に向かって、米軍の調布基地(現在は調布飛行場)を過ぎて、高尾の山に向かって走れば、やがて府中市内に入る。すると右に見えるのが競馬場、左はビール工場。高速道路から見える車窓の風景を並べているだけなのに、それがユーミンの手にかかると、ノスタルジックな小説のように聞こえてくるから不思議だ。そこは天才たる所以であろう。

Mitora 

フリーウェイSを勝ったのち、GⅠを勝つまでに昇り詰めた馬は残念ながらまだいない。それでもマグナーテンやミトラのように、ここを1分19秒台で勝てるようなら、のちに重賞ウイナーとなる可能性はじゅうぶんにある。果たして今年はどうか。「中央フリーウェイ」の中では「この道はまるで滑走路♪」と歌われているが、人馬にとっては525.9mの直線こそが滑走路であろう。直線をトップで駆け抜けて、大舞台へと飛び立て。

 

***** 2016/05/21 *****

 

 

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