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2016年5月18日 (水)

老化が止まらない

昨日のエントリを読み返して、「高齢牝馬」という書き方はちょいと失礼だったかなと反省している。いみじくも女性に対して「高齢」はマズかった。今やいかなる計算式を用いても、6歳馬や7歳馬を「高齢」とは呼べない。「4倍すれば人間の……」などと安易に扱っていたのはもはや前世期の話。彼女たちは若さと活力に満ち溢れている。

その一方で、実は自分自身の高齢化が気になる昨今なのである。久しぶりに東京競馬場を訪れた先日、いつもの電車に乗って、いつもの通り府中本町駅で降り、これならいつものレースに間に合うだろうと専用通路を歩いて西門をくぐったら、いつものレースに間に合わなかった。ダイヤ改正があったわけはなく、レース施行時刻が変わったわけでもない。あれ? おかしいな。ひとしきり悩んだのち、ハタと膝を叩いた。なんのことはない、オノレの歩く速度が遅くなっていただけなのである。

遅くなったのは歩くことだけではない。筋肉痛が翌日ではなく翌々日に来るなんてことは言うに及ばず、徹夜で辛いのも翌日ではなくむしろ翌々日だったりする。深酒をした翌朝の体調がことのほか良く、「おお、全然酒が残ってないな」とうっかり喜んだりすると、夕方になって突然二日酔いの症状が表れたりするから油断できない。馬券の買い目がなかなか決まらず、締切ブザーに間に合わないなんてこともザラ。とにかくあらゆる動作や感覚が遅くなった気がしてならない。これは老化の一端であろう。高齢化が気になるのは、それが自分自身の問題だからだ。

そんなことを考えていたら、昨日の大井・ゆりかもめオープンにコアレスピューマが出走していた。今年12歳のシーズンを迎える南関東最年長馬。ウオッカやダイワスカーレットらと同期生なのだと思えば、畏敬の念さえ禁じ得ない。このレースには9歳馬が2頭に8歳馬が6頭も出走しているが、コアレスピューマからすれば若造であろう。そんな彼が5着に入る姿を見るに、自分自身が老化を語るのはまだまだ早いと痛感する。この5着でコアレスピューマは13歳になる来年も現役続行の権利を得た。(写真は2013年ゆりかもめオープン優勝時)

Puma 

ともあれ、馬券検討に時間がかかるようになったことは切実な問題だ。先日などは時間に追われるあまり買い目を絞ることを諦め、3連複2頭軸流し、馬単ボックス、ワイド、枠連、単勝など、気がつけば89通りもの馬券をバラバラと購入していた。こうなると、自分がどの馬を応援しているのかもよく分らない。そんな馬券が当たるものか。考えがまとまらない。集中できない。決まらない。これを「老化」などと生易しい表現をするのは間違っている。もはや立派なボケの症状であろう。

 

***** 2016/05/18 *****

 

 

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