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2016年4月23日 (土)

目指せオークス

フローラS(サンスポ賞4歳牝馬特別)の出走メンバーに桜花賞組の名を見なくなって久しい。

マックスビューティ、メジロラモーヌ、リーゼンクロス、…等々。かつては桜花賞馬の参戦さえ珍しくなかった由緒あるレースである。1988年のアラホウトクを最後に桜花賞馬が出てくることはなくなったが、それでも桜花賞で敗れた馬がオークスに向けての仕切り直しで出走してくることは珍しくなかった。

「桜花賞出走組」vs「遅れてやって来た上がり馬」。果たしてどちらが強いのか―――。

それこそが、このレース最大の関心事ではなかったか。桜花賞との間隔が中1週になった2000年以降も、フューチャサンデー、テイエムプリキュア、イクスキューズ、その他数多の桜花賞出走馬がフローラSに出走してきた。だがそれも2011年のダンスファンタジアを最後に途絶えている。

しかも今年のメンバーには前走アネモネS1着というチェッキーノが名を連ねた。桜花賞トライアルの1着馬が、桜花賞に出ることなくオークストライアルに出てくるというケースも当方記憶にない。同じく藤澤和雄調教師の管理馬であるペルーサが、若葉Sを勝ちながら皐月賞をソデにして青葉賞に出てきたことを思い起こさせるローテーションだ。

藤澤調教師は「サンスポ賞4歳牝馬特別」時代のこのレースを2勝している。1勝目はサイレントハピネスで勝った1995年。その直後の藤澤師のコメントが忘れられない。「(オークスまでの)中2週で馬体が回復するかどうか。ローテーション的にはダービーの方が良いかな」。そう言ってダービーへの特別登録も済ませた。それでもなんだかんだでオークスに出ることになったのだが、レース2日前になって体調不良を理由に回避。結局はオークスにもダービーにも出ることはなかった。

その4年後に、サイレントハピネスの妹・スティンガーでこのレース2勝目を目指した藤澤師は「NHKマイルカップも視野にある」としつつも、フサイチエアデールを差し切ったレースぶりを見てオークス参戦を明言。今度は無事にオークスに出走したもののウメノファイバーの4着と敗れている。

Stinger 

その後も、藤澤師はレディミューズ、ハッピーパス、シャイニンルビー、ダンスインザムード、バウンスシャッセと次々とオークスに送り込んだ。しかもシャイニンルビーとダンスインザムードは1番人気の評価を得た。ダンスインザムードに至っては単勝オッズ1.4倍である。それでも勝てないのだからオークスの壁は厚い。ちなみにハッピーパスは8番人気で7着だった。チェッキーノはぜひともここを勝って、管理調教師だけでなく母の悲願をも果たす舞台に立ちたい。

 

***** 2016/04/23 *****

 

 

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