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2016年4月20日 (水)

軽量馬の逆襲

オークスと言えば小柄な牝馬の活躍が目立つレースとしても知られる。

1971年の優勝馬カネヒムロは384キロで勝った。この数字は史上最軽量でのクラシックレース優勝記録でもある。これは極端な例としても、馬体重が記録として残されるようになったこの71年以降、昨年まで46頭のオークス馬が誕生しているが、そのうち430キロ台までの優勝馬は20頭を数える。昨年の勝ち馬ミッキークイーンも430キロでの勝利だった。

オークストライアルのフローラSにビッシュが登録してきた。ノーザンファーム生産のディープインパクト産駒は、ここまで牡馬相手に2戦2勝。東京で行われた新馬戦では後続を5馬身も千切り捨てている。だが、心配の種は馬体重。前走は408キロにまで減っていた。もともと成長が遅く、それでデビューが遅れたという経緯の持ち主でもある。

Bish 

今年の桜花賞は上位人気馬が強いレースをしたことからレベルは低くないと考えられる。だから他路線組がオークスで割って入るのは難しいかもしれない。しかしそれでも、ビッシュがここで権利が取れるようなら―――そのレースぶり次第という条件は付くが―――オークスでも注目してみたい一頭になる。半世紀近くも軽量馬がオークスで活躍しているのは決して偶然ではあるまい。小柄な馬の方がスタミナのロスが少ないのは事実。無駄なエネルギーを使わなくて済む。

逆に最重量でのオークス優勝となると、75年テスコガビーの486キロが記録として残っている。いまや500キロを超える牝馬も珍しくない時代。なのに桜花賞2着のオウケンサクラは490キロで臨んだオークスで5着に敗れ、522キロの雄大な馬体を買われて2番人気に推されたザレマも、10着と辛酸を舐めた。オークスの女神は重量馬に厳しい。こうなると、やはり偶然とは思えぬ。

とにかく今年のオークスでは馬体重が気になる私である。なぜか。桜花賞を勝ったジュエラーは494キロの馬体を誇る。すなわち彼女が2冠を達成する時は、41年間破られなかったテスコガビーの記録が塗り替えられる時である可能性が高い。

逆に桜花賞2着のシンハライトは426キロ。3着のアットザシーサイドも430キロだった。狙いはむしろこっちか。穴党がオークスで本命を買うわけにはいかない。まずは、ビッシュの出走権獲得がなるかに注目だ。

 

***** 2016/04/20 *****

 

 

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コメント

それも使い分けの一環でしょうけど、やはりダイワメジャーですからね。ある程度は折込済のローテではないでしょうか。

投稿: 店主 | 2016年4月22日 (金) 08時03分

え!メジャーエンブレム、オークスで狙っているのに
って思ったらマイルカップに行くみたいですね。

でもダイワメジャー、ダイワスカーレットも500キロの
大型馬でしたが、東京2400m勝ってませんもんね。

やっぱりシンハライトですかね。

投稿: tsuyoshi | 2016年4月21日 (木) 21時55分

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