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2016年4月11日 (月)

マリーンカップ2003

水曜夜の船橋競馬場ではダートグレードのマリーンカップが行われる。女王・ホワイトフーガやアムールブリエの名前こそないが、ブチコとナナコが参戦するとあって、ある意味で熱い戦いが繰り広げられそうだ。

ひょっとしたら1番人気はブチコであろうか。重賞実績は乏しいが、鞍上込みならあり得る。いずれにせよ、上位人気はJRA所属馬が占めるだろし、結果も概ねその通りに収まるのであろう。ダートグレードでJRA馬が上位を独占するのは、珍しい出来事ではない。―――というか、たまに地方馬が2着や3着に食い込むと、驚かれたりもする。仮に1着だったりすると、そりゃあもう大騒ぎになる。情けない話だけど……。

しかし昔はそうではなかった。中でも2003年のこのレースは南関東関係者にとっては語り草になっている。1着ラヴァリーフリッグ、2着ジーナフォンテン、3着アオバコリン、4着ネームヴァリュー。なんと1~4着を南関東所属馬が占めた。勝ったラヴァリーフリッグはJRAからの転入馬などではない。東京2歳優駿牝馬と浦和の桜花賞を勝った、れっきとした地方のクラシックホース。南関東を根城にする私が狂喜したことは言うまでもない。

Marine2003 

しかも、である。11頭立てのこのレースで、9着、10着、11着(競走中止)にJRA所属馬が名前を連ねた。JRAと地方、お互いの定位置の逆転。もちろん空前にして絶後の出来事である。この先もおそらく二度と起きることはあるまい。

この日、競走中止の憂き目を見たヘルスウォールは、アルテミスSを勝つマーブルカテドラルの母となり、10着に大敗したビーポジティブの子・トリップも、ジャパンダートダービーで2着するなど活躍した。

そして、このレースで9着に敗れたホワイトカーニバルは、母としてダートの女王・サンビスタを送り出している。チャンピオンズカップの勝利はまだ記憶に新しいところだが、昨年の春にはこのマリーンCで58キロを背負いながら後続を4馬身千切る圧勝劇を演じていた。サンビスタは12年前の母のリベンジを果たしたのである。

Marine2015 

サンビスタの2着はトロワボヌールで3着アクティビューティ。JRA所属馬の表彰台独占は、いまや日常茶飯事となった。果たして今年のマリーンCで、地方馬は上位に食い込むことができるだろうか。せめて期待くらい抱きたいのだが、南関東期待のララベルが回避では、どうも気勢が上がらない。ならばブチコとナナコで盛り上がるのが、きっと正しいファンの姿勢なのだろう。

 

***** 2016/04/11 *****

 

 

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