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2016年4月18日 (月)

【千葉うどん旅①】讃岐将軍

昨日は雨がやむのを待って、強風吹き荒れる千葉へ。といっても中山競馬場ではありません。念のため。

ちょっとでも油断すると、横風にハンドルを持って行かれそうになって危ない。道路上には風で飛ばされてきたビニール袋や、段ボール箱や、木の枝が散乱している。むろんアクアラインは通行止め。武蔵野線や京葉線も運転を見合わせているようだし、中山10Rでは強風による機器の誤作動で、勝ち時計が1秒以上遅く表示される珍事まで起きた。こんな状況下では、皐月賞とて一筋縄では収まるまい。

だから、レースレコードの決着と聞いていたく驚いた。終始追い風だったのならともかく、向かい風と横風のシチュエーションでは人馬ともに競馬はしにくい。だが、勝った蛯名正義騎手は、「(風のせいで)ペースが速いのかどうか分からなかった」と振り返る。そんな感覚が乱ペースを生み出したのだろうか。ともあれ、いろいろ気の毒だった人馬も少なくない。敗れた馬たちにもダービーで巻き返す余地はじゅうぶんにある。

そんなことを思いながら千葉県八街市内を走行していると、唐突に「讃岐うどん」の五文字が飛び込んできた。

Sanuki 

その名も『讃岐将軍』。チェーン店ならいざ知らず、こんなところに一軒家の讃岐うどん専門店は珍しい。しかも16時過ぎという半端な時間であるのに「営業中」の札が出ているではないか。これは食べぬわけにはいかぬ。なにせ最近は焼きそばばかりで、うどんに飢えている私である。暖簾をくぐると、夫婦と思しきご主人とおかみさんが迎えてくれた。

天ざるうどんを注文すると、うどんを茹でるのに10分ほどかかると説明される。「構いません」と応えつつ口元が緩んだ。それは期待ができるじゃないか。

Udon1 

うどんはもちろん手打ち。粉も香川から取り寄せているらしい。実際、運ばれてきたうどんには、手打ちの特徴であるねじれが所々に見受けられ、美しいツヤと相まって食欲をそそる。

Udon2 

濃いめのツユは関東の味覚を意識してのことだろうか。うどんの喉越しはツルリと爽快。『讃岐将軍』という店名はダテではない。ただ、昭和の雰囲気そもののというお店のつくりのせいか、あるいは落花生畑の真ん中にポツンと佇むロケーションのせいか、強風のたびに店が大きく揺れるのが怖かった。このまま店ごと飛ばされんじゃねぇか?と思わせるほどの、容赦のない揺れ方である。でも、ご主人とおかみさんは平然と仕事に打ち込んでいたから、心配するほどではないのだろう。

こんな店がこんなところに―――と書いては失礼だが―――あるとは思わなかった。焼きそば店探しの旅はひとまず終えて、今後は千葉のうどん屋さんを巡ってみようか。

 

***** 2016/04/18 *****

 

 

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