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2016年3月 2日 (水)

始まりは川崎から

今日は川崎競馬場でエンプレス杯が行われたが、私は行けなかったので写真はありません。ともあれ、勝ったのは1番人気のアムールブリエ。昨年に続いてこのレース連覇を達成したことになる。

エンプレス杯は回を重ねて今年が62回目。1995年からJRAとの交流重賞となったが、その最初の6年間はホクトベガ、シルクフェニックス、ファストフレンドがそれぞれ連覇している。思えば、このレースの第1目の覇者ミスアサヒロからして翌年の第2回目を勝っているのだから、エンプレス杯は連覇の歴史と言えなくもない。

写真は98年のこのレースを勝って連覇を果たしたシルクフェニックス。前年の覇者であるにも関わらず5番人気に留まったのは、前走の大敗に加え、牡馬相手の日経新春杯を勝っていたメジロランバダらが相手だったからだろうか。だが、そんな低評価をあざ笑うかのような完勝劇に、福永祐一騎手も渾身のガッツポーズを繰り出した。

Silk 

福永騎手にとってエンプレス杯とシルクフェニックスには特別な思い出がある。97年に騎手デビューを果たした福永騎手にとって、シルクフェニックスとのコンビで勝ったエンプレス杯が、記念すべき初めての重賞初制覇となった。日本のみならず海外を含めて百を超える数の重賞レースを勝っている福永騎手の、その重賞キャリアのスタートはここ川崎だったのである。

そして明日、騎手としてのキャリアを川崎でスタートさせる新人に注目が集まっている。

おそらく今日を上回る観客が川崎に押し寄せ、今日を上回る取材陣が詰め掛けるであろう。ただでさえ不安と緊張が入り混じるデビューの時期。なのになぜか川崎でこの過熱ぶりである。本来なら3キロの減量があるはずなのに、地方ではそれも貰えない。しかも相手は的場文男や今野忠成や森泰斗といった歴戦の猛者たち。正直気の毒に思わないでもない。川崎を嫌いになったりしないだろうか。なぜか私まで不安になったりしている。

川崎を起点に世界への飛躍を果たしたのは、なにも福永騎手に限らない。のちに世界の舞台で活躍することになるアグネスデジタルやユートピアも、自身初の重賞勝利はこの川崎だった。藤田菜七子騎手も飛躍のきっかけとなる初勝利をぜひ川崎で挙げていただき、川崎競馬を好きになってほしい。

 

***** 2016/03/02 *****

 

 

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