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2016年3月31日 (木)

【焼きそば探訪⑤】醤油焼きそば

10年の歴史を重ねたB-1グランプリにおいて、優勝回数がもっとも多いジャンルは何か?

ちょっと思い出せばすぐ分かりますね。そう、焼きそば。富士宮に始まり、横手、ひるぜん、そして浪江。とにかく全国各地のご当地焼きそばが人気を博している。うどんに続くブームは焼きそばではあるまいか? その真偽はともあれ、最近都内に焼きそば専門店が増えていることは間違いない。

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本郷三丁目交差点から春日通りを湯島方面に歩くこと5分。「やきそば」と書かれた幟がはためくこちらのお店は焼きそば専門店の『まるしょう』。先月オープンしたばかりだというのに、店内は近隣のサラリーマンやOLさんたちで賑わっている。

本店は千葉の柏市にあるらしい。しょうゆで有名な野田のお隣。それゆえ、焼きそばでは珍しい醤油味が人気だという。そこで海鮮バター醤油焼きそばを注文。カウンター席に座って待っていると、奥の厨房から醤油の焼ける香ばしい匂いが漂ってきた。

Maru2 

驚くのはその麺の太さ。ほぼうどんと言っていい。聞けば実際にうどん用のサイズの刃で切り出されているとのこと。その麺はモチモチとしていながら、その太さゆえに啜る喉越しも爽快で、ほどよく焼けた香ばしさの向こうから全粒粉の豊かな香りが立ち上ってくる。

実際に食べている感覚としては、焼きそばではなく、かといって焼きうどんでもなく、敢えて喩えるならば、バターと明太子ソースの効果も相まって、最近流行りのしょうゆベースのロメスパに近い。だが、それと比べると麺そのものが格段に美味いのである。そうなるともう喩えようがない。あとは食ってくれ、ということになる。

「麺を食わせる」は讃岐うどんのポリシーと同じ。味付けだってソースに固執する必要はない。具がキャベツと豚肉だなんていったい誰が決めたんだ? そういう意味も含めて焼きそばの伸びしろは、まだまだ手つかずのまま残っている。ラーメンやうどんがそうであったように、専門店が増えることで我々の抱く焼きそばの概念を大きく変えて欲しい。

 

***** 2016/03/31 *****

 

 

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