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2016年3月 4日 (金)

競馬場フェス

3月2日(水)付の読売新聞夕刊社会面(東京版)に、こんな記事が掲載れていた。見出しには「競馬場 響け歌声」とある。

News 

記事の中身は、府中市が東京競馬場を会場にした大規模コンサートの開催を計画しているというもの。GⅠウィークでもなく、東京開催すら行われていないこの時季に、なぜこんなローカルネタをわざわざ北海道を含む東日本全域をカバーする面に載せたのかは定かではないが、実は似たような話は2年ほど前にも一度持ち上がったことがある。2014年の府中市制60周年のイベントとして、府中にゆかりがある有名アーティストや還暦を迎える歌手らによる記念コンサートを東京競馬場で開催できないか。そんな話を市側が競馬場側に持ちかけたのだ。

競馬法は、競馬場を競馬以外の営利目的事業で使用することを禁じている。それならば、入場料収入は歌手の出演料や経費にそっくり充てて、収益を一切得ない形にすればいい。競馬場側にしても競馬のイメージアップに繋がるというメリットがある。ステージはウイナーズサークルに設営。ターフビジョンだって使わぬ手はない。立ち見エリアとフジビュースタンドを使えば3万人規模の複合型野外フェスが実現する―――はずだった。

最終的には演者側との折衝が不調に終わって幻に終わったわけだが、あれから2年を経て、再びコンサート開催への機運が盛り上がっているというのは興味深い限り。記事によれば、「2019年のラグビーワールドカップ、20年の東京五輪・パラリンピックを盛り上げていくための文化行事」として鋭意検討中とのこと。楽しみではある。

そもそも、競馬開催日に実施されるミニコンサートは「競馬以外の営利目的事業」ではないから、しょっちゅう行われている。昨年のジャパンカップ終了後に行われたのは、小室哲哉さんによる「JCスペシャルライブ」。なかなか見られるものではないと私も珍しく現場に残ったが、そのステージは想像以上に見ごたえのあるものだった。披露された楽曲は「DEPARTURES」や「I’m proud」など名曲ばかり5曲。ボーカルを務めた坂本美雨さんのセンス溢れる歌声にも魅了され、30分の時間はあっという間に過ぎた。

「競馬のあとだから、みんな帰っちゃってお客さんが誰もいないステージになるんじゃないかと心配してました」と笑わせた小室さんは地元府中市の出身。子供の頃は、自転車で競馬場に遊びにきていたという。

ともあれ、そんな小室さんの心配をよそに、数千人のファンがパドックを取り囲み、スタンドのバルコニーからも大勢のファンがライブを堪能していたのである。周囲が夜の闇に溶け込んでいたせいもあるが、その光景はもはや競馬場とは思えない。

Live2 

そんな時、私の隣で見ていた人が「向こう(コース側)でやれば良いのに」と呟いた。もっともだと思う。ぜひともメインスタンドを使った本格的コンサートの実現に向け、関係者は努力していただきたい。首尾よく実現の暁には、ゲストでもいいから北島三郎さんをお迎えして一曲ご披露願いたいという私の個人的な願望も、忘れずに書いておく。

 

***** 2016/03/04 *****

 

 

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