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2016年3月21日 (月)

乱気流

先日の京浜盃を勝ったタービランスを管理するのは、元高崎所属の水野貴史調教師。これが調教師としての初めての重賞制覇となった。

Keihin 

騎手時代の水野先生に、私の所有馬に乗っていただいたことを思い出す。大好きなテンリットルの主戦を務められていたあの水野騎手に乗ってもらえると聞き、私のテンションは上がったが、馬の方に問題があり過ぎた。いま思えば迷惑をかけたという印象しか残っていない。ゆえに私にとっても今回の勝利は嬉しい。

担当厩務員は元新潟競馬所属の横山厩務員。98年の群馬記念を筆頭に、新潟グランプリや朱鷺大賞典を勝ったロバリーハートを担当されていた腕利きで、そのほかにも新潟や上山の重賞をいくつも勝った経歴をお持ちだが、南関東での重賞はこれが初めてだという。

そして手綱を取った森泰斗騎手は、昨年の南関東リーディングジョッキーである。足利競馬から宇都宮競馬を経て船橋所属となって10年。そろそろ南関東クラシックを獲ってもおかしくない。

高崎、新潟、上山、足利、そして宇都宮。今年の京浜盃は、所属競馬場の廃止やそれに伴う移籍を経験したホースマンたちの勝利だった。言葉では言い尽くせぬ苦労もあったに違いない。それでもハイレベルの南関東で結果を出した。そこに価値がある。

廃止になってしまった競馬場に通いつめていたファンにしてみれば、彼らはいまも北関東や新潟の代表であろう。そんな思いまで背負ってクラシックに挑むタービランスだから、私だってそりゃあ応援したくなる。だが、タービランスには北海道2歳優駿で見せたような、掴み切れない一面も持つことを忘れてほしくない。周囲の期待が高まるほど、私の不安も増してくる。

Turbulence 

ニューイヤーカップでは先頭に立ってからフッと気を抜いてモリデンルンバに差されたし、昨日の京浜盃でも先頭に立ってから一瞬ドキッと思わせるシーンがあった。楽観はできない。その思いは陣営も同じではないか。なにせ相手は「Turbulence(乱気流)」。そもそも予測不能なのである。本番では良からぬ風が吹いたりせねよう、今は祈るのみだ。

 

***** 2016/03/21 *****

 

 

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