« 夏のフェブラリーS | トップページ | 骨折明け »

2016年2月23日 (火)

リピーターの血

中山記念にドゥラメンテが登場するということで、早くも新聞や週刊誌は盛り上がりを見せている。

GⅠ・フェブラリーSは53,315人の観衆を集めたが、今週はそれを上回るのではないかという声も聞こえるほど。言われてみれば、クラシック2冠馬が4歳初戦に中山記念を選んだというケースなど当方記憶にない。春シーズンのA級古馬たちは、天皇賞ではなくドバイや香港や豪州を目指すのが普通になりつつある。時代は変わった。

ただし、古馬の目標が変わっても、中山記念そのものが大きく変わったわけではない。春の中山で行われる芝1800mの別定GⅡ。皐月賞馬の活躍が目立つのも、この条件なら自明のことと納得がいく。古くはハイセイコーが勝ってファンの喝采を浴び、最近ではヴィクトワールピサがここを勝つと、返す刀でドバイをも制してみせた。今年は3頭の皐月賞優勝馬が登場してくる。衆目一致の人気馬はドゥラメンテ。これは当然。次いでGⅠであと一歩の競馬が続くイスラボニータか。これも順当。最年長の皐月賞馬ロゴタイプの肩身は……、やや狭い。

Logo 

だからこそ、というわけでもないが、私はロゴタイプに肩入れしている。なぜか。カネミカサ(1978-79年)、エイティトウショウ(82-83年)、バランスオブゲーム(05-06年)、カンパニー(08-09年)。連覇だけでも過去に4頭。勝てないまでも、2年連続馬券圏内好走のような実例まで取り挙げるときりがない。中山記念と言えばリピーターの活躍するステージ。ならば一昨年3着、昨年2着のロゴタイプに注目せぬわけにはいかない。

ロゴタイプの父はローエングリン。スプリンターズSにも菊花賞にも出走した異質の経歴の持ち主だが、彼は4歳時に中山記念を勝っている。連覇を目指した5歳では3着。6歳、7歳は出走機会がなく、8歳になって3度目の出走を果たすと、後藤浩輝騎手を背に鮮やかな逃げ切りを決めてみせた。4歳時と8歳時に中山記念を2勝。連覇ではない。だがある意味連覇より難しい。歴史的なリピーターである。

Loen 

そんな父から中山記念への適性をロゴタイプが受け継いでいたとしても、おかしくはあるまい。これまでのところ父子合わせて中山記念【2,1,2,0】。これ以上のスペシャリストはいない。後輩の皐月賞馬2頭に先輩の意地を見せてもらいたい。

 

***** 2016/02/23 *****

 

 

 

|

« 夏のフェブラリーS | トップページ | 骨折明け »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 夏のフェブラリーS | トップページ | 骨折明け »