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2016年2月 4日 (木)

万全の試走

昨日のユングフラウ賞はTV観戦だった。

かつてなら、現地に行けぬことが癪に触って、とてもまともな精神状態でレース映像を見ることができなかった私も、最近はようやく大人になれた……と言うよりも、トシのせいか至極大人しくTV観戦ができるようになった。しかもこれまで現場では見えなかったものも、見えてくるような気さえするのである。

衆目の一致は昨年のグランダムジャパン2歳女王・モダンウーマンで異論はなかろう。桜花賞への出走に必要な賞金は既に獲得済み。なのに、他馬より重い斤量を背負ってまでして、わざわざここを走るその理由のひとつには、浦和コースの試走という面があったに違いない。浦和コースは初めてという有力馬が、幾度となく不可解な負けを喫してきたのをこの目で見てきた。

「(路盤が)弾むような感触を受ける」

「蹄音が妙な響き方をする」

馬場の一部が川を跨いでいるせいか、初めて浦和を訪れた騎手や調教師が、そんな違和感を口にすることが稀にある。人が感じるなら馬が感じぬはずはあるまい。それが時として不可解な敗戦に繋がる。今日はそれを防ぐための予行演習。ついでに控える競馬をして砂を被らせてもみた。少なくとも私の目にはそう映る。結果はどちらもまるで問題なし。手綱を持ったまま3馬身差の圧勝はひとこと凄い。

山崎誠士騎手は昨年に続いてユングフラウ賞連覇となった。川崎所属の騎手でありながら、山崎誠士騎手というと、どうも浦和で勝っているイメージが強い。それであらためて調べてみた。これまで重賞11勝。そのうち5勝が浦和だからやはり突出している(残りは川崎2勝、大井2勝、名古屋1勝、水沢1勝)。浦和コースに違和感を感じる騎手がいれば、逆にそれを味方に変える騎手がいてもおかしくはない。騎手生活14年目にして、ようやくクラシック制覇の大チャンスが巡ってきた。

Seiji 

浦和の桜花賞と言えば、どうしても枠順抽選の不安がついて離れない。だが、万一大外を引いてしまっても、大丈夫だろうと思わせるだけのスタートの技術を山崎誠士騎手は備えている。そういえば、お父さんの山崎尋美調教師も騎手時代はゲートが速かった。スタートセンスは父親譲りかもしれない。前走まで手綱を取った阿部龍騎手も腕達者だが、山崎誠士騎手を新たなパートナーに迎えたことで、モダンウーマンの桜花賞制覇の可能性は大きく高まった。そんな気がしてならない。敢えて不安を挙げるとするならば、この私が推していることくらいか。これは確かに手ごわい(笑)。

 

***** 2016/02/04 *****

 

 

 

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