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2016年2月26日 (金)

トライアル連闘

リオデジャネイロ五輪代表の最終選考会となる名古屋ウィメンズマラソンに福士加代子選手が一般参加でエントリーしてきた。優勝した大阪国際女子マラソンから、わずか1か月半での“連闘”にメディアは沸き立っている。背景にはリオ五輪の代表問題があるわけだが、ここでその是非を論じることはしない。私は陸上競技についてはまったくの門外漢である。

弥生賞を勝った馬がスプリングSに出るようなものか―――。

今回の福士選手の一件を聞いて、そんな風に感じる競馬ファンもいるのではないか。昔のクラシック戦線では、このローテーションは珍しくなかった。1969年ワイルドモア、翌70年タニノムーティエ、そして73年ハイセイコー。彼らは弥生賞を勝ち、スプリングSも勝って、皐月賞をも制している。彼ら3頭以外にも、弥生賞を勝ちながらスプリングSに出走した馬は数知れない。

理由は様々ある。かつてはレースを使いながら本番に向けて徐々に仕上げて行くスタイルが普通だったし、使えるレースがあるなら使っておこうという風潮もなくはなかった。さらに当時は、弥生賞を勝っても、皐月賞の優先出走権が付与されなかったという事情もある。弥生賞の上位入着馬に皐月賞の優先出走権が与えられるようになったのは1982年から。それ以降は弥生賞馬がスプリングSに出てきたケースがないことを考えると、やはり「優先出走権」というのはバカにできないのであろう。そう思うと、福士選手の気持ちも門外漢なりに分からないでもない。

優先出走権を持ちながら再度トライアルに出てきたケースで、もっとも有名な馬としてはサニーブライアンの名前が挙げられる。弥生賞でランニングゲイルの3着して優先出走権を得たにも関わらず、中2週で若葉Sに出走してきた。当然1番人気。ところが4着に敗れて一部のメディアから「無理使い」との非難を浴び、それが皐月賞での人気低下につながる。

Derby 

実際、サニーブライアンが若葉Sを走ったのは「太りやすい」という体質を考慮してのものだった。結果、皐月賞とダービーの2冠を達成したことを考えれば、陣営の判断は間違っていなかったことになる。福士選手も、「名古屋出走は間違っていなかった」とあとで思えるよう頑張ってください。

 

***** 2016/02/26 *****

 

 

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