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2016年1月23日 (土)

日ハムと競馬の意外な関係

スポーツ新聞を読んでいると、プロ野球・日本ハムファイターズと競馬との関係が意外に濃いことが分かる。

例えば、昨日付の紙面には、日ハムの新人選手がJRA競馬学校の生徒と交流したという記事が掲載されていた。競馬学校と日本ハムの鎌ケ谷練習場が近いことから企画されたイベントで、今年で9年目になる。記念すべき初回には、当時日ハムのルーキーだった中田翔選手と競馬学校の生徒だった三浦皇成騎手という大物ふたりの対面が実現した。

栗山監督が社台スタリオンステーションを訪れたのは今月12日のこと。ディープインパクトに大谷翔平投手の姿を重ね合わせて、「雰囲気があるし、自分の役割を分かっている感じ」とコメントしている。ちなみにオルフェーヴルは中田翔選手に通ずるとのこと。なるほど、異議なし(笑)

そんな大谷翔平投手は、昨年11月に浦河を訪れて乗馬に挑戦している。本人が浦河町の応援大使を務める縁もあって訪問が実現。紙面ではシンザン像の前で記念写真に応じていた。昨シーズンの大谷投手は、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多完封と4冠を獲得したものの、奪三振だけは2位にとどまり「5冠」を逃している。5冠馬のパワーにあやかりたい。

だが、彼らは比較にならないほど競馬に熱心な人が日ハムにいることをご存じだろうか。そう、今シーズンから日ハムに復帰した吉井投手コーチ。なんとれっきとしたJRA馬主である。今日の中山6Rに愛馬フォーシームを出走させた。2冠馬メイショウサムソンの半弟と聞けば、決して遊び半分ではないことが分かる。結果12着に敗れたものの、着順ほど離されてない。巻き返しの余地はじゅうぶんだ。

吉井コーチの馬好きは現役時代から知られていた。NYメッツの入団会見で「競馬の天皇賞で大外枠を引いた馬のような気持ち」とコメントすれば、NYタイムズ紙はメジャー初登板翌日に「メッツの吉井がデビュー戦でゲートをスマートに離れた」と報じている。他にも競馬になぞらえたコメントは数知れず。1999年の有馬記念ではプレゼンターも務めた。前述したJRA競馬学校との交流会に飛び入り参加して、騎乗訓練用の木馬を買うと宣言して、コーチなのに選手以上に注目を集めてしまったこともある。

かようにスポーツ紙は日ハムと競馬との関わりを教えてくれるのだが、昨日付のスポーツ報知にフォーシームに関する気になる記事を見つけてしまった。「(吉井オーナーの)現役時代の決め球から名付けられ」たとある。

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フォーシームとはいわば「直球」。直球のように最後の直線をまっすぐに伸びて欲しいと願っての命名である。ちょっとした野球ファンなら、現役当時の吉井投手の決め球がフォーシームではなくツーシーム(シュート)であったことを知っている。野球が得意分野であるはずのスポーツ報知ならば、なおのことであろう。JRAのサイトに書いてあることを何も考えずに載せるからこうなる。最近のスポーツ報知は、やはりどこかおかしい気がしてならない。

 

***** 2016/01/23 *****

 

 

 

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