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2016年1月29日 (金)

大雪

府中本町駅から東京競馬場に通じる通路は、パークウインズモードからフェブラリーSモードへと様変わり。あとは明日の開催初日を待つばかりとなっている。今夜は雪の予報が出ているが、今のところは雨も雪もまだ降っていない。

Feb 

雪と言えば、40年ぶりとも50年ぶりともいわれる寒波と、それに伴う大雪が九州地方を襲ったばかり。その影響で福岡県大牟田市では市内のほぼ全域で断水が続いていたが、今日になって3日ぶりに断水が解消したと報じられている。それを受けて、ようやく大牟田市に住む知人にメールを送ってみた。

本当は大雪が降った24日にメールをしようと思ったのである。道路は軒並み通行止め。鉄道は全滅。空港も閉鎖。佐賀競馬も中止らしい。「たいへんそうですね。大丈夫ですか?」。そう書いて、送信ボタンを押す寸前に思い直してやめた。

「たいへんそう」だと分かっている時にメールをしたところで、それが何かの役に立つわけではない。むしろ返信の負担をかける。相手の安否を気遣う気持ちは、あくまで自分の気持ちである。その解消のために相手に余計な負担をかけてるべきではない。

もちろん時と場合による。賛否も割れるだろう。だが、私には苦い思い出がある。忘れもせぬ5年前の大震災。宮城に住む知人が避難所にいるらしいとひとづてに聞いて、「大丈夫か?」とついメールをしてしまった。

返信があったのは翌日である。

「大丈夫。ありがとう」

この文面を見て初めて気が付いた。たった9文字を私に送るために、ひょっとしたら相手に負担をかけてしまったのかもしれない。しかも仮に相手が「水が足りない」と申し出たところで、当時の私にはどうすることもできなかった。むろん心配する気持ちに偽りはない。とはいえ、このタイミングでのメールは、気持ちの押し付けに過ぎないのではないか。「大丈夫か?」と声をかけるだけの準備が、私の方にちゃんとできていたのか。そのことで当時はずいぶんと悩み、反省もした。

私の住まうマンションでも、数年前にポンプか何かの故障で断水の憂き目に遭ったことがある。わずか一棟の断水だからコンビニから水が消えるような事態にはならない。なのに、それだけでもたいへんな思いをした。それが町全体となれば想像を絶する。動物を飼育している方や医療機関などはなおさらであろう。寒波がもたらす被害は、大雪による交通網の寸断や競馬の中止だけではないのである。むろん東京でも起こり得ること。決して他人事ではない。

ここまで書いたところで、東京に大雪注意報が発令された。知らぬ間に外は雨が降っている。明日は今年最初の東京開催。競馬は無事に行われるだろうか。

 

***** 2016/01/29 *****

 

 

 

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