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2016年1月31日 (日)

閉店

2016年の東京競馬がついに開幕。寒い寒いと文句を言いつつも、土曜の朝からイソイソと府中に出かけた。まあ、まずは雪が降らなかったことを感謝せねばなるまい。

1回開催の初日は今年一年を占う日でもある。となればやはり勝って帰りたい。どうしても勝ちたい。それでドクター・コパ氏のコラムに目が留まった。えーと、ナニナニ……。2016年の風水では、白くてなおかつ長いものとか粘るものを食べると運気が上がるらしい。「白くて長い」と言えばうどん。これに「白くて粘る」とろろを加えた「とろろうどん」なら完璧。さっそく食べに行かねば。

もとより私は縁起・占いの類を信じぬタチだが、「うどんを食べれば運気が上がるよ」と言われて、それを拒む理由も持ち合わせていない。だって、言われなくてもうどんは食べるのである。しかも、この開催でフェブラリーS3連覇の偉業を目指す方の御言葉とあらば、もはや今日は勝ったも同然であろう。なんだ、馬券なんてカンタンじゃないか―――。そんな浅はかな思いを抱きつつ、スキップしながらスタンド4Fのうどん店『むぎんぼう』にやってきたら、

Muginbou 

むむっ!?

Muginbou2 

がびーん!coldsweats02

ま、まさか……、こんなことが……。

いや、風水云々で狼狽えているのではない。この店は私にとっての、東京競馬場のメインダイニングなのである。それが閉店となれば一大事だ。

私は東京競馬場では、ほぼ欠かさずここのうどんを食べてきた。1日に2杯食べることもあるし、最近はパークウインズ開催での来場も増えている。数えてはいないが、ざっと年間50杯は食べているのではないか。ともあれ、普段うどんばかり食べている私の食生活の中にあって、もっとも食べているうどんであることは間違いない。それが無くなってしまった。これで困らない方がどうかしてる。

震える足をどうにか動かしてスタンド1F西側を目指した。「とろろうどん」が無理ならば、「とろろ」だけでも食べておきたい。たしか牛タン専門店『なとり』のメニューに「とろろご飯」があったはず。それでようやくたどり着いてみると、

Natori 

まじか!??shock

もう風水は諦めよう。なんでもいいから温かいものを食べたい。残された頼みの綱は『馬そば深大寺』である。それでいつものように「鳥そば」を注文しようと思ったら、

Menu 

おおっ!lovely

Kamonan 

いやあ、やはり冬は「カモなん」に限りますな。鴨の風味もさることながら、ほどよく焦がした長ねぎの中から出てくるトロッとした芯の美味いこと。今日はこの一杯に助けられた。“とろろうどんショック”も、もう残ってない。これで馬券もバッチリだろう。

Tokyo 

かくして臨んだ2016年東京初日の馬券勝負は、あろうことか歴史的な大惨敗に終わったcrying

3連複の軸馬は4着に敗れ、馬単を買えばことごとく裏目が出る始末。やはり勝負前の「カモネギ」は避けるべきだったのたか。しかし食べたいものを食べて敗れたのだから悔いはない。むしろ懸念は『むぎんぼう』の閉店である。跡地に入るのが、長いお付き合いのできるお店であれば良いのだが。

 

***** 2016/01/31 *****

 

 

 

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