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2015年12月 5日 (土)

14年の歳月

2001年7月8日函館6レースは芝1200mの新馬戦。3番手からレースを進めたフォルクローレが、直線で力強く抜け出すと後続に3/4馬身差をつけてデビュー勝ちを収めた。

Folk 

ダンスインザダーク産駒の牝馬は、その後JRAで5勝を挙げる活躍をしたのち、6歳春の2005年にクラブの規定に従って繁殖入り。今日のステイヤーズSを勝ったアルバートは5番仔にあたる。母のデビュー戦から実に14年。血統を追いかけるのは時間がかかるもの。分かっているつもりでも、やはり長く感じる。

Albert 

ダンスインザダークはブルードメアサイアーランキング(総合)で自身過去最高の2位につけている。1位サンデーサイレンスとの差は50億円以上もあるから、もはや上を見ても仕方ない。だが、3位のフレンチデピュティとの差は1億5千万円余り。これならまだ逆転の可能性が残る。ダンスインザダークBMSランキング2位躍進の功労者はもちろんラブリーデイだが、最終的に今日のアルバートの勝利が意外なカギを握ることになるかもしれない。

ちなみに12月1日付「長距離の遺伝子」で注目したカムフィーは、今日のステイヤーズSでアルバートの2着と敗れた。勝てなかったのは残念だが、7番人気を思えばむしろ健闘であろう。

だがしかし、この敗戦のインパクトは小さくない。なぜか。実はBMSで好調なダンスインザダークだが、一方で産駒成績は芳しくないのである。今年はJRA重賞をいまだ未勝利。ステイヤーズSの数分後に行われた金鯱賞のクラレントも、奮闘むなしくコンマ3秒差の5着に敗れた。

ダンスインザダークは初産駒が3歳になった年から昨年まで、毎年途切れることなくJRA重賞の勝ち馬を送り続けてきた。それがついに途切れるかもしれない。初重賞勝利は2001年フローラSのオイワケヒカリだから、フォルクローレのデビューと同じ年。14年の歳月の重さをあらためて思う。

 

***** 2015/12/05 *****

 

 

 

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