« ど・みそ@東京競馬場 | トップページ | 秋の青葉 »

2015年11月 7日 (土)

シャドウ祭り

「シャドウ祭りだな」

競馬専門紙を見ながらつい口走ってしまった。開催替わりの東京初日。その特別戦3鞍すべてに、飯塚知一オーナーの所有馬が出走するのである。

9R 立冬特別
アウトオブシャドウ(5人気)
ロングシャドウ(13人気)

10R ノベンバーS
シャドウパーティー(6人気)

11R 京王杯2歳S
シャドウアプローチ(1人気)

Shadow1 

飯塚オーナーといえば「シャドウ」の冠名でお馴染み。シンガポール航空国際カップを勝ったシャドウゲイトや天皇賞2着のダークシャドウが有名だが、だからと言って年間に何十頭もデビューさせるほどの大馬主というわけでもない(失礼!)。だから「祭り」なのである。要職にある新潟競馬場で複数頭出しをされること間々あっても、今日のようなケースはあまりない。

学生時代に渋谷のウインズに向かう人だかりを見て、競馬に興味を持ったという飯塚氏。いちファンから馬主になっただけあって、その競馬観に感心させられることも少なくない。所有頭数の割に活躍しているイメージがあるのも、きっとそのせいであろう。

昨年の「引退馬ホースサミットin日高」に引き続き、この夏は新潟競馬場で「引退馬の余生を考えよう企画展」を実施。最近はこうした引退馬に関する活動においても、積極的に人前に出られている印象が強い。

きっかけはシャドウクリークだった。バーデンバーデンカップやオーロカップを勝ち、1998年のフェブラリーSで10番人気ながら3着に食い込んだあの馬。彼との出会いによって、サラブレッドはただ走るために産まれてきたわけではなく、多くの人々に喜びや出会いを与えてくれる友であると思うようになったという。友であるからには引退後も面倒を見たい。それから賞金の一部を引退後の余生のために貯蓄するようになったそうだ。

趣味の乗馬は馬主になってから始めたというが、その理由を聞くと「自分の馬を自分で調教しようと思った」と笑う。最初は冗談かと思っていたが、馬に乗ったり手入れをしたりすることで、見ているだけでは分からないこと気付くという話になった。そうなると冗談とも言い切れない。なにせシャドウの馬たちは大事に使われる印象が強い。決して無理をしないのである。10歳にしてアイルランドのレースを勝ったシャドウゲイトなどは、その好例であろう。

Shadow2 

東京競馬場に話を戻す。特別3鞍の結果は、それぞれ4着、13着、5着、3着であった。1番人気で3着に敗れた京王杯は悔しい。だがしかし、「1億円の馬をやっつけるのが醍醐味」と公言してはばからない飯塚オーナーのこと、モーゼス(2014年セレクトセールで1億円)に勝ったからヨシとするだろうか。それにしても、この勝負服を見たあとはTSUTAYAに寄りたくなりますね。

 

***** 2015/11/07 *****

 

 

 

|

« ど・みそ@東京競馬場 | トップページ | 秋の青葉 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ど・みそ@東京競馬場 | トップページ | 秋の青葉 »