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2015年11月28日 (土)

馬事公苑にて

東京は快晴無風の小春日和。こんな陽気は今年最後かもしれないので、名残のモミジでも愛でようかと馬事公苑にやって来た。ところが苑内の紅葉は例年に比べていまひとつ。茶色く枯れたり、色づく前に散ってしまったりしている。この秋は気温の高い日が多かったせいだとか。それでも奥のドレッサージュ馬場のモミジだけは、今を盛りとばかりに紅に染まっていた。

Momiji1 

アリーナに戻るとこちらもドレッサージュ競技の真っ最中。「関東学生女子馬術競技大会」だという。日なたぼっこを兼ねて演技を見物していたら、聞き覚えのある一頭がアリーナに登場してきた。

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ランヘランバはタイキシャトル産駒の牡12歳。JRAで通算10勝を誇り、小倉サマージャンプと京都ジャンプSのふたつの重賞を勝った。現役引退後は農大の馬術部に引き取られ、こうして大会で活躍しているのである。

Ranhe 

売店の奥に設置してあるTVではグリーンチャンネルを放映中。そこに人だかりができている。ここまで来て馬券に熱を上げる必要もあるまいに……というわけではなさそうだ。

「あの生垣は割れるんだね」

「ヨーロッパの障害は割れないけど」

「あの飛越姿勢、頭が低すぎねぇか?」

「うわっ! いまの着地怖い」

TVを見ていたのは馬術大会の参加者ならびに関係者であり、彼らが見ているのは東京4レースの障害未勝利戦。つまり競馬と言うよりは、むしろ障害飛越そのものに興味があったらしい。実際、次のレースが始まる頃には、人影はなくなっていた。

Momiji2 

ランヘランバが障害初勝利をあげたのは、2009年11月28日。すなわち6年前の今日であり、今年と同様にジャパンカップの前日の東京だった。つまり先ほど我々が見ていたレースということになる。その翌日に行われたジャパンカップを制したのは女傑ウオッカ。そんなことを思い起こしつつ明日の出馬表を見れば、京都4レースにタニノタキシードの名前を見つけた。母タニノシスター、父タニノギムレットの5歳牡馬は、ご存じウオッカの全弟。しかも障害レースときた。ここまで来れば買わぬわけにはゆくまい。

 

***** 2015/11/28 *****

 

 

 

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