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2015年10月 1日 (木)

月夜の東京盃

昨日の大井競馬場には、9Rの本馬場入場の頃合いになって1コーナー奥の空に月が上り始めた。スーパームーンの名残だけあって、さすがに大きい。

Moon1 

直後の9Rを勝ったインタープレイはアドマイヤムーンの産駒である。ちょっとデキ過ぎじゃないか。うがった見方をした人もいるかもしれないが、夜になれば月は出るものだし、インタープレイにしても1番人気である。平穏な決着にケントクの意味はない。

9r 

それでも何かこじつけたいなら、メインの東京盃に出走するセイントメモリーであろう。フジノウェーブ記念の勝ち馬でダートグレードの優勝経験もある。何より管理するのは月岡調教師。10番人気は美味しい。月の力を借りて激走を期待したい。

Saint

―――なんて、無理矢理にでも穴馬を捻り出そうとする苦労をあざ笑うかのように、1番人気のダノンレジェンドが全く危なげないレースぶりで東京盃を制した。

Danon 

昨年暮れのカペラSで重賞初勝利を挙げてからというもの、ダートグレードレースばかりを使われて5戦4勝。「大外枠だけが心配だった」「自信があった」「楽しかった」と、デムーロ騎手も手放しの褒めよう。来たるべきJBCスプリントでの1番人気は、まず間違いあるまい。 

だがしかし、そもそも昨年のカペラSでのダノンレジェンドは、12番人気という低評価だった。もともとスタートで出遅れる癖があり、下級条件のうちは道中でなんとか挽回できたものの、準オープンやオープンはそれで勝てるほど甘くはない。それで成績も頭打ちになりかけたが、出遅れ癖が徐々に解消して現在の快進撃に繋がったのである。

とはいえ、一度取り憑いた出遅れの悪魔が、きれいさっぱり消えたという話はあまり聞かない。ゴールドシップの宝塚記念を思い出してみると良い。実際、ダノンレジェンドの今年唯一の敗戦となった北海道スプリントカップでも、出遅れが致命傷となった。「またか」が治っても「まさか」は起こり得る。JBCで再び悪魔が現れないとも限らない。

Moon2 

かように、けなげな穴党は必死に「穴」を探そうと試みる。が、たいていの場合、無駄に終わることが多い。私が期待したセイントメモリーにしても10着。やはりこのメンバーでは月の力を借りても厳しかったか。そういえば、ダノンレジェンドを管理する村山明調教師の名前にも「月」が隠れていた。

 

***** 2015/10/01 *****

 

 

 

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