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2015年10月22日 (木)

5連勝に思う

先週のハイセイコー記念では4連勝中のソルテや3連勝中のグランユニヴェールが1勝馬のトロヴァオに敗れるという結果に終わったが、昨夜の鎌倉記念は、デビュー以来4連勝中のポッドガイがきっちり差し切って重賞初制覇。連勝を「5」に伸ばした。

Podguy 

矢野貴之騎手とパイロ産駒とのコンビは、戸塚記念に続く川崎での重賞連勝となった。先週の京都・もみじSを勝ったメイショウスイヅキや、門別では負け知らずのタービランスなど、パイロ産駒の現2歳世代は躍進目覚ましい。中でもこのポッドガイは2歳馬ながら、そのレースぶりにはセンスを感じさせる。折り合いに問題があるようにも見えず、この先の距離延長にも不安はなさそうだ。

デビューから5連勝で鎌倉記念を制した例は過去にないが、ハイセイコー記念なら2006年のロイヤルボスの例がある。彼もまたデビューからの4連勝を経て初めての重賞に挑み、みごと5連勝目を重賞勝利で飾ってみせた。

あの時も思ったことである。なぜ、2歳の秋までに4連勝もするような馬が、重賞未出走でいられるのだろうか。

実は2006年に限って言えば特殊な事情があった。この年は、鎌倉記念が施行されず、11月のハイセイコー記念まで2歳牡馬が出走できる重賞レースがなかったのである。

だが今年は違う。ハイセイコー記念も鎌倉記念も10月のほぼ同時期に行われ、それぞれのレースで4連勝中の馬が初めての重賞タイトルに挑んだ。

そもそも、なぜ南関東の2歳重賞は秋も深まった10月になってから始まるのか。6月に新馬が始まるJRAでは、翌7月には函館2歳Sが行われるのに、南関東では4月の新馬戦から重賞が始まるまで半年も待たなければならない。

重賞がなければ有力馬は分散する。結果、ファンは同じようなメンバーによるつまらない番組を見せられる危険をはらむ。4連勝中の馬が1勝馬に負けるのも競馬だが、その連勝の価値が貶められるようでは、頑張った馬も、それを見ていたファンも到底浮かばれるものではない。

南関東では4月から8月までの間に41の新馬戦が行われた。これに他の2歳戦を含めると、8月末までに66頭が勝ち上がっている。これだけ頭数がいるのだから、6月、7月は無理でも、せめて9月には重賞が行われても良いのではないか。端的に言えば8月か9月に1200mの2歳重賞が欲しい。南関東の2歳重賞がほぼ1600mのみで行われている現状も、個人的には奇異に映るのである。

 

***** 2015/10/22 *****

 

 

 

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