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2015年10月11日 (日)

とり天の愉悦と苦悩

東京開催が始まったら、この店について再び書かねばなるまい。ここ数か月はずっとそう思っていた。府中本町のうどん専門店『厨』である。

Kuriya 

この店については、1月30日付「厨@府中本町」でも紹介した。「開店2か月目にしてはクオリティが高いものの、小麦の甘さに欠けるような気も……」と書いたはず。甚だ上から目線で申し訳ないが、その後ほぼ週1のペースで通い詰めたのも事実。そう思わせる店であり、麺であることを認めないわけにはいかないのである。気が付けば小麦の香りも甘さも申し分なくなっていた。前回書いたことは、私の思い違いだったのかもしれない。あるいは単に厨房力が安定したのかもしれない。だが、今となってはどちらでも良い。ちなみに「厨」とは「食べ物を料理する場所」という意味を持つ。

この店で嬉しいことは他にもある。ひとつはとり天が美味いこと。もうひとつは、それに合わせる酒が充実していることだ。

『厨』でとり天を単品で注文すると、大ぶりの鶏肉が3個(大きさにより異なる場合もあり)載った一皿と、「お好みでどうぞ」とカレー塩の別皿が付いてくる。カレー粉のスパイシーな風味と衣の香ばしさが混然一体となったとり天は、ほろ苦味とホップのハーブ香、そして麦芽の香ばしさ兼ね備えたビールによく合う。うどんの茹で上がりを待つ間、まずはビールでとり天1個を味わう。

うどんが到着したら、2個目のとり天はそのツユに付けていただこう。揚げたての衣にツユをたっぷり浸して味わうとり天は、ツユの旨味や甘味のおかげで膨らみのある味わいの料理へと変貌する。この味わいを引き立てることのできる酒と言えば、同じ味わいを感じる日本酒をおいてほかにあるまい。そんなわけで「醸し人九平次」をちびちびやりながら、2個目のとり天を楽しむ。

Sake 

最後のとり天は、うどんと合わせて一気に食べてしまいたい。とり天は大分グルメの代表格である一方で、香川ではうどんのトッピングの代表格。香川の人が言うのだから間違いはない。そんなとり天が3個じゃあ足りんという方は、もう一皿頼んでください。私もしょっちゅう悩んでいる。

 

***** 2015/10/11 *****

 

 

 

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