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2015年9月12日 (土)

追想

紫苑Sが新設されて15年。秋の中山開幕日のレースとしてすっかり定着した感があるが、その花をきちんとイメージできる方が果たしてどれほどいらっしゃるだろうか。初秋に花を咲かす菊の仲間で、涼やかな青紫が美しい。原産地は北東アジアとされるが、万葉集や源氏物語にも登場するところを見ると、日本への渡来はかなり古いのであろう。

Shion 

紫苑の学名は「アスター・タタリクス」。それで今日の9Rがアスター賞なのかどうかは知らぬが、こちらは創設4年目とまだ歴史が浅い。今年はメジャーエンブレムが圧倒的人気に応えた。母キャッチータイトルに父ダイワメジャーと言えば、ノーザンではそれこそ“メジャー”な配合として知られる。次走はアルテミスSとのこと。キャッチータイトルの産駒がついに重賞を“キャッチ”するかもしれない。

Mejar 

メインの紫苑Sは直前まで1番人気馬がコロコロ変わる大混戦。最終的にテンダリーヴォイスに落ち着いたが、それでも5.1倍というオッズがファンの迷いを端的に表している。

実際のレースも直線入口付近から、激しく先頭が入れ替わる大混戦となった。いったんは、直線坂下で抜け出したホワイトエレンガンスで勝負あったかに見えたが、坂を上りきってから外に持ち出されたクインズミラーグロが末脚爆発。前を行く各馬をまとめて抜き去って、秋華賞への切符を手に入れた。

11r 

クインズミラーグロのお父さんは、先月亡くなったばかりのマンハッタンカフェ。ルージュバックにひと頓挫があったと思ったら、すぐに新顔が台頭してくるあたり、この世代の層の厚さを実感する。春の2冠には惜しくも手が届かなかったが、残された最後の1冠を天国のマンハッタンカフェに届けることができるだろうか。紫苑の花言葉は「追想」。娘の活躍に触れ、いまは亡きマンハッタンカフェに思いを馳せるのも悪くない。

 

***** 2015/09/12 *****

 

 

 

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コメント

え!!!歴代名馬のポスターが!!!

牛すじ丼、めっちゃ美味しそうですね。
僕も今度行った時食べてみようと思います。

そう、私は去年の有馬記念以来ご無沙汰です。

投稿: tsuyoshi | 2015年9月14日 (月) 14時20分

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