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2015年8月22日 (土)

【夏は冷やして⑤】肉うどん

東京競馬場にいくつか店舗を構える『梅屋』さんには、夏になると「きつね」「おろし」「とろろ」の冷やしメニューが登場するのだけど、私が普段食べる「肉南」についてはメニューに“冷やし”の記載はない。どうやら、通常メニューを冷やしにカスタマイズしているわけではなく、冷やし系の独立メニューが存在しているようだ。

Menu 

それでも意を決して「肉南を冷やしにしてもらえますか?」と聞いてみたんだけど、あまり色よい返事がもらえない。まあ、いきなり言われても値段とかも困りますよね。じゃあ普通の温かいやつで結構です……そう言おうとしたら、「冷やしうどんに肉トッピングすれば大丈夫よ!」という声が奥から響いた。620円とちょいと値は張るが、面倒くさいオーダーに対応してくれたことを思えば安いもの。いやあ、よく冷えてる。

Umeya 

ただし、この写真を見た関西の方は、「これは“肉うどん”やのうて“豚うどん”やろ!」と突っ込まれるかもしれない。関西で単に「肉」といえば、それは牛肉のことを指す。うどんの肉もカレーの肉も牛肉が当たり前。関東の「肉まん」は、関西では当然の如く「豚まん」だ。関西にお住まいの方からすれば、関東の肉入りメニューはインチキ以外の何物でもあるまい。

だがもっと極端な地域がある。それが北海道。すき焼きなら関東でもさすがに牛肉を使うのに、北海道では豚肉が当たり前。十勝牛で有名な十勝地方の名物もなぜか「豚丼」だし、旭川名物の「塩ホルモン」も豚の内臓。室蘭では「焼き鳥」と言っておきながら平然と豚肉を串に刺して焼いている。ちなみに、先日の社台ツアーで、「豚汁」のことを北海道の方は「ぶたじる」と呼んでいた。我々の感覚だと「とんじる」だけど、まあ確かに「豚丼」を「とんどん」と呼んだりしないわな。とにかく道産子と豚肉の縁(えにし)の深さを感じる。

そんなこんなで、東品川の『おにやんま』に場所を移して「冷肉ぶっかけ」を注文。出てきた一杯がコチラ。

Oni 

純白のうどんにどっさりと乗っているのは、まごうことなき牛肉たちである。もちろん麺もツユも冷たい。これなら関西の方も戸惑うことはなかろう。しかも、こちらは券売機にその名が記された定番メニューだから、冒頭のようにお店の方を戸惑わせる心配もない。もちろん味も値段も文句なし。安心して冷たい肉うどんを食べるならこちらであろう。ただ、この店の麺って、前からこんなに平べったかったですかねぇ? 最近、ちょっと気になっている。

 

***** 2015/08/22 *****

 

 

 

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