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2015年7月 6日 (月)

2頭のトップマイラー

青空の下でもの想いに耽っているのは、

Taiki1 

21歳になったタイキシャトルですな。ジャック・ル・マロワ賞制覇の快挙からはや18年。最近では、ワンアンドオンリーやストレイトガールの活躍で「母の父」としての活躍が目立っているような気もするが、それでも今年も百頭以上の交配相手を集めた。生産者の期待は衰えていない。

一方、厩舎の窓から頚を覗かせて、大きなアクビをしているのは、

Boss1 

今年から種牡馬となったグランプリボスです。こちらはまだ7歳。競馬場ではずいぶんとベテランに感じる数字だが、種牡馬の世界では若い。

「サクラバクシンオーの最高傑作!」

2月の種牡馬展示会では、駆け付けた矢作芳人調教師がそう言って生産者にアピールしていたが、120頭を超える種付け頭数が生産者の気持ちをそのまま表している。朝日杯とNHKマイルの両方を勝った馬はグランプリボス以外に未だなく、京王杯2歳Sではあのオルフェーヴルを相手にしなかった。世界一のジャスタウェイとハナ差の激闘を繰り広げたことも、まだ記憶に新しい。

Boss2 

忘れられないのは、彼がNHKマイルカップの直後に挑戦したセントジェームスパレスSだ。3歳春の英国遠征は馬にとって相当過酷であったはず。しかしその苦労を乗り越えて、彼はアスコット競馬場のターフに立った。

タイキシャトルのような快挙は掴めなかったかもしれない。だが、ロイヤルアスコットであのフランケルと戦ったという事実は、それだけで十分評価に値する。そこは偉大な曾祖父テスコボーイがクイーンアンステークスを勝ったゆかりの地。半世紀近くの時を経てなお、日本でその血を繋ぎ続けるテスコボーイの末裔の姿は、現地の人の目にどう映っただろうか。

 

***** 2015/07/06 *****

 

 

 

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