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2015年7月28日 (火)

17連勝

大井競馬場は、すっかりお馴染みになったサンタアニタウィーク開催の真っ最中。明日はメインカードとなるサンタアニタトロフィーが行われる。写真はベルモントアクターが勝った2002年のレース。いまも破られぬ南関東の無敗連勝記録「17」は、このレースで樹立された。

Actor1 

同馬を管理していたのは船橋の出川克己調教師。2歳春に初めて見たときの印象は「小柄で420キロくらいしかなく、どこといって目立つところはなかった」と、それほどのインパクトはなかったという。

3歳1月のデビュー時には493キロと、1年足らずで70キロも増える成長ぶりを見せたが、体質の弱さはなかなか解消しなかった。ツメや脚部の不安に悩まされ続け、6カ月以上の長期休養が3回。トータルの休養期間は2年7か月にも及ぶ。そのためオープン入りまで時間がかかったが、大事に使われたぶんだけ、着実に力を付けることができた。それが無傷の17連勝という結果になって表れたのであろう。

ただし、このサンタアニタトロフィーは、さすがにそれまでのレースとは勝手が違ったようだ。前走で重賞の船橋記念を勝っていたとはいえ、同じSⅢ格でもサンタアニタトロフィーは前身の「関東盃」の当時から、クラシックやダートグレード級のメンバーが集まることで知られる。しかも、写真を見れば分かるように、大井のマイルでは圧倒的に不利と言われる大外16番枠を引いていた。

それを克服して勝ったのだから強いことは間違いない。だが、その一方で馬には相応の負担がかかっていたと思われる。このレースのあと、18連勝をかけて臨む予定だった報知オールスターカップを直前になって回避。理由は脚部不安であった。3か月の休養を経て、あらためて京成盃グランドマイラーズで18連勝に挑むも、久々が影響したのかまさかの4着。ついに連勝はストップする。生涯初の敗戦をベルモントアクターはどう受け止めたのだろうか。

Eishin 

ちなみに、いま大井に所属しているエイシンコクーンという芦毛の牝馬をご存じだろうか。デビュー以来無傷の5連勝中で、そのすべてで後続を1秒以上離して勝つというワンサイドの競馬を続けている。この開催では最終日の盛夏特別に出走予定。17連勝への道は遠いが、ひとつでも近づくような活躍を期待したい。

 

***** 2015/07/28 *****

 

 

 

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