« 真夏の表彰式 | トップページ | 採尿 »

2015年7月23日 (木)

牛久の丑の日

暑い暑いと文句ばかり言ってられないので、牛久の育成牧場まで2歳馬を見に出かけた。

Srs 

「うしく」と言えば、明日は「土用のうしの日」である。まあ、多少強引だが、牛久が鰻の名産地であることは間違いない。この暑いのに牛久までわざわざやって来たのは、実はそれも楽しみにしてのことであった。

何を隠そう私の母の実家は目黒で鰻屋を営んでいるので、私は幼少の頃から日々三度の食事に鰻重を食べて育ってきた……というのは真っ赤な嘘だが、母の実家が鰻屋なのはホントです。毎日とは言わないけど、鰻が珍しいメニューではなかったのも間違いない。自宅にはあの鰻のタレビンがたくさんあったし、毎日学校に持って行った弁当も週イチのペースで「うな弁」だった。いま思えば贅沢な話だが、当時は「また鰻かよ~」と文句ばかり言っていた気がする。

母の実家は鰻屋を始める前は鮮魚店だったので、鰻に限らずとにかく家での献立は魚ばかり。逆に、牛、豚、鶏、鹿、猪、兎の類を問わず、自宅で肉料理というものにお目にかかったという記憶はほとんどない。ハンバーグとか焼き鳥といった肉料理は家で食べるものではなく、外食でないと口にすることができない贅沢な代物だった。

そんな私と鰻との親密な時代はとうに過ぎ去り、今ではたまに外で食べるだけ。だから希に美味しいお店に当たると凄く嬉しいのだけど、「これだ!」という鰻屋さんに巡り会う可能性は、万馬券が当たる確率よりも少ないかもしれませんね。

そんな中にあって、牛久沼畔に店を構える『鶴舞家』は数少ない「これだ!」と思える一軒。わざわざ鰻だけを食べに来る価値もきっとある―――とは思うのだけど、自宅から2時間以上かかると思うと、やはり牧場とセットにしたくなる。

Una 

アツアツの丼飯に焼きダレをかけまわして、ふわっと香ばしく焼き上がった蒲焼きを載せて一気に食べる。そんな鰻丼のルーツは江戸時代のこの牛久沼界隈にあるのだそうだ。キッパリとした皮の焦げ具合。ふっくらやわらかい身。ほどよい甘さのタレ。伝統というのはダテではない。

 

***** 2015/07/23 *****

 

 

 

|

« 真夏の表彰式 | トップページ | 採尿 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 真夏の表彰式 | トップページ | 採尿 »