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2015年6月27日 (土)

骨折

ドゥラメンテは3冠を捨てて凱旋門賞に向かうんですか?

Derby 

先週の社台グループ牧場見学ツアーで、これを吉田勝己氏に直接聞いてやろうと思っていた。いや、凱旋門賞挑戦が規定路線であることは分かっている。だが、ノーザンF生産でサンデーレーシングの勝負服を着た3冠馬はまだ生まれていない。そんな些細なギミックにこだわるとは思えないが、正式発表がなければ決めつけることもできないのである。

それで直接聞く機会を楽しみにしていたら、勝己氏はツアーに参加されていなかった。残念。やむなくスタッフの方に同じ質問をしたら「そりゃ凱旋門賞でしょう」とアッサリ。そりゃそうですよね。しかしそのスタッフは「でも…」と続けたのである。

「でも、相当ガタっときているんです。リアルスティールも故障が判明しましたけど、あの時計で2戦続けて激走して負担がかからないはずないですよね」

遠征を発表するのはいつでもできる。だが一度発表してしまったあとに「やはりやめます」なんてことになれば、各方面に与える影響も大きい。だから慎重に。そう聞いたわずか一週間後にドゥラメンテ骨折の報が飛び込んできた。もはや凱旋門賞にも菊花賞にも向かうことはない。まさに一寸先は闇。スタッフの危惧は現実のものとなった。

Stporia 

セントポーリア賞を5馬身差でぶっちぎったドゥラメンテは、中1週の不利を承知で共同通信杯に向かった。弥生賞やスプリングSでも勝ち負けになることは分かっているが、ゲート難を抱える同馬のこと。万一、ゲート再審査となれば、本番までの数週間をゲート練習に割かねばならなくなる。そのリスクを回避しつつ、しかも賞金を加算するための最適解が共同通信杯だった。そんな細心の注意の集積が春2冠であろう。それでも骨折は起きる。競馬の神様は厳しい。

全治は6か月とのことだが、冬場のレースは避けて復帰は来春になりそうとのこと。どことなくトウカイテイオーの軌跡にも似る。混戦必至の菊戦線を楽しみつつ、近年でも屈指の強さを誇る2冠馬の復帰を楽しみに待つことにしよう。

 

***** 2015/06/27 *****

 

 

 

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