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2015年6月25日 (木)

老眼

眼鏡が合わなくなってきた気がしたので、わざわざ大手町まで出かけた。

「眼鏡を替えた方が良いんじゃないか?」

実は「最近モノが見えづらいなぁ」と思っていた矢先、不意にそう言われたのである。場所は北海道の社台ファーム。毎年恒例の1歳馬展示会でジッと馬を見ていたら、知り合いの作家が冗談半分でそう言ってきた。もちろん私の選ぶ馬がことごとく走らないことを皮肉ってのこと。冗談半分ということは、半分は事実ということである。眼鏡を替えたくらいで、イスラボニータやロゴタイプの素質を見い出せるなら話は簡単。それでも溺れる馬主は小説家の冗談にもすがってしまうのだから情けない。

Bokujo 

馴染みの眼鏡店で調べてもらうと、視力そのものはさして悪くなっていなかった。それでも見えづらいと感じた原因は老眼だという。そうだろうなとは思っていたが、面と向かってハッキリそういわれるとやはり落ち込む。

目のピント調節力は5歳くらいから既に落ち始めているらしい。手元の本や新聞の文字が見づらくなり、「老眼」として自覚するのは40代になってからがほとんどだそうだ。誰にでもやってくる、避けられない現象である。むろん病気ではない。そう言われても、と思う。40代で「老」を云々されたくはない。

とは言いつつ、競馬場では苦労の連続であることも事実。ターフビジョンに表示された馬体重増減を手元の新聞に書き込むのに、まず眼鏡をしたまま増減の数字を確認し、眼鏡を外して手元の新聞に小さく増減を記入する。続いて、また眼鏡をかけて2頭目の数字を確認。眼鏡を外して手元に記入。また眼鏡をかけて3頭目の……と慌ただしく繰り返しているうちに、ターフビジョンの表示が途中で切り替わってしまう。ああ、あと4頭残っているのに……。

それが私の馬券低迷の原因だとまでは言わないが、新聞を持ちつつ、双眼鏡を片手に、マークカードに赤ペンで買い目を記入しながら眼鏡のかけ外しをするなんて、まるで千手観音じゃないか。とてもじゃないけど手が足りない。

ともあれ眼鏡を新調した。まあまあの出費だが、これで走る馬を見つけられれば、安いものだと思うことにする。

 

***** 2015/06/25 *****

 

 

 

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