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2015年6月13日 (土)

梅雨

梅雨入りして最初の週末だが、府中の上空に雨の降りそうな気配はない。ただ蒸し暑いだけ。それでふと気が付いた。この東京開催で傘を差したという記憶がないのである。

調べてみると、開催初日の4月25日の11Rと12Rに通り雨が降った。それでも発表は「小雨」に留まる。それで、翌26日の第1Rから今日の最終レースに至るまで、開催日には一滴の雨も降っていない。その間、実に168レース。雨馬の恨み節が聞こえてきそうだ。

私が競馬を始めた頃は、「梅雨時は父内国産馬を狙え」と教えられた記憶がある。人も馬も体調を崩しがちな梅雨時は、日本の風土に馴染んだ土着の血統を狙えというわけ。それで、明日のエプソムカップでは、ハシノケンシロウ(父ビゼンニシキ)とか、アンバーライオン(父アンバーシャダイ)とか、バンブーマリアッチ(父バンブーアトラス)などを買っては、負け続けてきた。

そう思いつつ、梅雨時の重賞の代表格たるエプソムカップの歴代の勝ち馬を振り返れば、タイキマーシャル、ツクバシンフォニー、そして連覇のアメリカンボスと、むしろ外国産馬の活躍が目につく。父内国産馬と言っても、日本で繋いだ血は2代か、せいぜい3代。風土云々を言うには短過ぎるのであろう。

Rain 

私は雨の競馬が嫌いではない。傘から滴る滴越しに見たレースは、雨粒が傘を叩く音と共に、なぜか鮮明に記憶に残っている。中でも長距離戦が良い。ステイゴールドの初重賞勝利となった目黒記念も雨だった。霞に煙る向こう正面をゆっくりと進む人馬の、そのわずかにくすんで見える帽子や勝負服は、たゆとう川面に浮かんで流れる花びらのように美しい。

予報によれば明日の降水確率は60%。もし残りの40%の目が出れば、傘のいらない競馬が180レース続くことに。もはや記録的な事態ではないだろうか。

 

***** 2015/06/13 *****

 

 

 

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