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2015年5月30日 (土)

いとこ対決

今日の京都9Rに出走したアドマイヤクーガーと、東京9Rに出走したタガノエンブレムは、ともに母・キャッチザゴールドだから兄弟ということになる。西と東に分かれてレースに臨んだが、結果は7着と6着。兄弟が揃って同時に勝つのは、やはり簡単なことではない。

Tagano 

兄弟が同じレースで走ることも間々ある。GⅠでは2001年の中山大障害に出走したユウフヨウホウとゴーカイが兄弟でワンツーフィニッシュという快挙を為した。平地でも10年の有馬記念でルーラーシップとフォゲッタブル(母・エアグルーヴ)が、12年のJCダートでミラクルレジェンドとローマンレジェンド(母・パーソナルレジェンド)など、数年に一度程度の割合で実現している。だが、クラシックレースでとなると、過去に聞いたことがない。

当たり前だ。クラシックは同一世代によるレース。競走馬でも双子が生まれる可能性が捨てきれない以上、100%有り得ないとも言い切れないが、クラシックレースでの兄弟対決が実現することはほとんどない。

だが、従兄弟なら「同い年」が有り得る。グレード制が導入された1984年以降、従兄弟同士の間柄にある2頭がダービーの出馬表に名を連ねたケースは、これまで3度あった。

 1984年 祖母:スズキール
  スズマッハ  2着
  スズパレード 4着

 1997年 祖母:ピーチガール
  シルクジャスティス 2着
  シルクライトニング 除外

 2012年 祖母:クラフテイワイフ
  トーセンホマレボシ 3着
  ヒストリカル   18着

ご覧の通り、いずれのケースでも従兄弟のどちらかが馬券に絡んでいるのである。そして今年のダービーには、共に祖母にエアグルーヴを持つドゥラメンテとポルトドートウィユの2頭が参戦。どちらかが馬券に絡む可能性は十分ある。しかも、無事に2頭が揃って出走した1984年と2012年のケースでは、いずれも人気薄の方が先着を果たした。そう思うと、ドゥラメンテもうかうかしていられない。

Mente 

それにしても、先に紹介した有馬記念の兄弟対決に続いて、ここでも名前が出てくるエアグルーヴという牝馬はいったいどこまで凄いのか。自身の産駒は今年の2歳がラストクロップとなるが、来年にはルーラーシップ産駒がいっせいにデビュー。いずれドゥラメンテも種牡馬となるだろうから、その血統の枝葉はますます広がってゆくことになる。

 

***** 2015/05/30 *****

 

 

 

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