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2015年5月24日 (日)

4頭上位独占のインパクト

馬体重のわずかな増減に一喜一憂するのはどうかと思うが、相手がこの時期の3歳牝馬と思えば、やはり細化は避けたい。

桜花賞で12キロ減らしたキャットコインは、今日も2キロ減って426キロ。昨年10月のデビュー戦に440キロで快勝して以来、体を減らし続けてきたベルフィカも2キロ減らして420キロ。わずかとはいえ、また減らしてしまった。逆にクイーンCでの東上時に20キロ減らした前歴のあるミッキークイーンは、4キロばかり増やして430キロ。細身には違いないが、落ち着きもあり、パドックの印象は悪くはない。

Queen1 

ミッキークイーンの母・ミュージカルウェイは仏国産。GⅠ勝ちの実績はないが、GⅡとGⅢを合わせて3勝。2007年の香港カップ(GⅠ)で日本のシャドウゲイトと一緒に走り3着に入ったこともある。ちなみにシャドウゲイトは5着だった。

そんなミュージカルウェイが08年のタタソールズ・ディセンバー繁殖セールに上場されると、すかさず吉田勝己氏が約4400万円で落札。3年続けてディープインパクトを種付けされ、3頭目の産駒があっさりと結果を出した。ミュージカルウェイも凄いが勝己氏も凄い。

Queen2_2 

勝己氏の凄さはオークスの着順にも現れている。ミッキークイーン、ルージュバック、クルミナル、アースライズ。ノーザンファームはこのオークスに4頭の生産馬を送り込んだが、1~4着をその4頭が占めたのである。2013年のジャパンカップもノーザンファームが1~4着を独占したが、古馬のレースとクラシックでは重みが違う。しかも、来週のダービーでは掲示板独占さえ狙えそうなメンバーだと聞けば、思わず言葉を失う。

Queen3 

「あんなに強いのなら、桜花賞に出てれば勝ってたんじゃね?」

帰途の車中で乗客同士がそんな会話をしていた。私もその意見を否定しようとは思わない。だが、そんな彼女を我々の競馬システムは3分の2の抽選でレースから締め出した。抽選のもたらす悲劇は、競馬ファンにも振り掛かる。ひょっとしたら我々は、3年ぶりに出現するはずだった牝馬3冠馬を、むざむざと見逃してしまったのかもしれない。

 

***** 2015/05/24 *****

 

 

 

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