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2015年5月16日 (土)

クロフネ産駒が地方通算1500勝

クラリティスカイのNHKマイルカップ勝利は、クロフネ産駒のJRA通算1000勝目の勝利でもあった。JRA史上16頭目。2005年6月19日、プラチナローズが阪神の新馬戦を勝ってから足掛け10年での記録達成である。節目の勝利をGⅠレースの父子制覇で飾ることなど、そうそうできることではない。

Kurofune 

クロフネ産駒が積み重ねたJRA1000勝の内訳は、芝288勝に対してダートはその倍以上の684勝、残り28勝が障害である。

実は、今日の高知8Rをサクラシリアスが勝って、クロフネ産駒は地方の勝利数でも通算1500勝に到達した。おめでとうございます。ちなみにこの数字は、勝ち星が芝に特化するディープインパクトはもちろん、芝・ダート兼用種牡馬の代表格・キングカメハメハをもはるかに凌ぐ。

Capture 

ほとんどの勝ち星をダートで稼いでいるクロフネなのに、「ダート向き種牡馬」というイメージが湧かないのは、ホエールキャプチャ、カレンチャン、スリープレスナイトといった代表産駒が、みな芝のチャンピオンだからであろう。「エースは芝」。この言葉が馬主ゴコロを微妙にくすぐる。

Natare 

もうひとつ。クロフネには「エースは牝馬」という格言もあった。クラリティスカイやアップトゥデイトの活躍で、いずれ死語になる可能性もあるが、地方所属の代表産駒もナターレ、ミヤサンキューティ、トーコーヴィーナスとやはり牝馬ばかりが目に留まる。

だがしかし、つい先日はステファノスが香港のGⅠで2着と好走。また、ホープフルSを勝ったシャイニングレイはリタイアしてしまったが、代わりにポルトドートウィユが京都新聞杯2着確保でダービー出走を確実にした。ここへきて母の父としても存在感を増しつつあるクロフネにとって、牝馬の活躍は決して悪い話ではない。

生産頭数が減少している現在、牝馬たちの活躍は歓迎すべきことで、繁殖牝馬の総体レベルが高くなれば、全体のレベルダウンも避けられる。そういう意味では、牝馬の活躍馬を送り続けるクロフネこそ、勝利数や獲得賞金のランキングでは測れぬ優れた種牡馬ということなのだろう。

 

***** 2015/05/16 *****

 

 

 

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