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2015年4月16日 (木)

ムーンレディ13のインパクト

写真は昨年5月に行われた千葉サラブレッドセールの上場番号27番「エールスタンスの12」。このセール2番目の高額価格4200万円(税別)で落札された2歳牡馬は、その後「ミュゼエイリアン」と名付けられてJRAで競走馬デビュー。先日の毎日杯を勝って、堂々と今週の皐月賞に駒を進める。

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上場番号49番には「リミッターブレイクの12」がいた。ヴァーミリアン産駒の牝馬で落札価格は500万円。のちのノットフォーマルである。その8か月後には重賞・フェアリーSを勝ち、晴れて出走を果たした桜花賞でも5着に入ったのだから素晴らしい。現時点の獲得賞金は5858万円。念のために書いておくが、彼女がセールで落札されてからまだ一年も経っていない。

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社台から千葉サラブレッドセールのカタログが届くと、頭の中は一気に慌ただしくなる。来週には門別と大井で2歳新馬がスタート。その翌週にはJRAでブリーズアップセールが行われる。その頃には社台から1歳馬募集予定馬のリストが届くことだろう。こうなれば3歳馬や古馬のことなど気にかけている暇はない。―――なんて言うのは自分の所有馬が思うように走らないことに対する言い訳。今日、船橋で走った愛馬も負けてしまった……weep

Catalog 

千葉サラブレッドセールは、例年5月中旬の月曜日に実施されてきたが、今年は5月15日の金曜日に行われるらしい。船橋競馬場の馬場を借りて公開調教を行うようになって14年目。地方重賞の勝ち馬は出るのに、なかなかJRA重賞に手が届かなかったのが、冒頭に書いたように、現3歳世代からついにJRAの重賞ウイナーが出現した。

「今年の出身馬から間違いなく重賞ウイナーが出ると思う」

昨年のセール終了後にそう語った吉田照哉氏の予言は、見事的中したことになる。上場馬の質と育成レベルの高まりにより、近年の“千葉セリ”のレベルアップは著しい。今年あたりは「重賞」より上の目標、すなわち「GⅠ」の言葉が、吉田氏の口から聞けるかもしれない。

実は、そう思わせる上場馬が今年のラインナップに名を連ねているのである。それが上場番号16番の「ムーンレディの13♂」。そう、まぎれもなくこれはダービー馬・エイシンフラッシュの半弟。しかも父はディープインパクトである。普通に考えればトレーニングセールに出てくる血統ではない。我が国のトレーニングセール史上初となる1億円の大台への期待もかかる。

去年のクラブ募集に名前がなく、セレクトセールにも出なかったから、てっきり庭先で誰かに買われたとばかり思っていた。欲しいと思う馬主は少なくあるまい。むろん、私などが手を出せる相手ではないが、この一頭を見るだけでも参加する価値はありそうだ。

 

***** 2015/04/16 *****

 

 

 

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