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2015年4月12日 (日)

JBCダブル制覇へ

今年行われたダートグレードレースは東京スプリントで12戦を消化したが、実はそのうちの3分の1にあたる4つのタイトルをJRAの村山明調教師が獲得している。東京スプリントも管理馬・ダノンレジェンドが、見事1番人気に応えてみせた。

Tck 

小さい頃に父親に連れていってもらった競馬場で騎手を志したという村山少年は、1990年3月に騎手デビュー。同期には江田照男騎手がいる。だが、その江田照騎手が2つのGⅠを含め現時点で重賞を28勝もしているのに対し、村山騎手は平地と障害の重賞を1勝ずつ手にしたのみで鞭を置かざるを得なかった。

騎手引退後は、ノーザンファームや米国、オーストラリア、ドバイなどを精力的に回り、2008年9月に晴れて厩舎を開業。すると1年も経たぬうちにホッコーパドゥシャで新潟記念を勝ってみせた。ちなみに、その手綱を取っていたのは江田照騎手である。以来JRA・地方合わせて重賞15勝。しかもそのうち6レースがGⅠだから中身も濃い。少年時代に抱いた競馬への思いは、調教師となって一気に開花する。

Kopa 

ここで気になるのはその重賞の内訳である。なんと15勝のうち13勝までがダートでのもの。テスタマッタ、コパノリッキー、そしてダノンレジェンドとダートの強豪馬を次々と育て上げるその手腕には、摩訶不思議な力を感じずにはいられない。そういえば、騎手時代の村山師が勝った唯一の平地重賞もサンフォードシチーの武蔵野Sだった。

Sunford 

ダノンレジェンドは1200mのスペシャリストとしてローテーションが組まれるという。むろん大目標は秋のJBCスプリント。僚馬・コパノリッキーとの「JBCダブル制覇」の偉業も夢ではないかもしれない。村山師とダートの縁(えにし)を鑑みれば、あながち夢とも言い切れぬ現実感がある。

 

***** 2015/04/12 *****

 

 

 

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