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2015年3月 4日 (水)

【府中うどん探訪③】平次のおうどん

分倍河原、府中と続いて、今日は東府中のうどんです。

Mise 

東京競馬場東門から北に歩いて6~7分。東府中駅近くの甲州街道沿いに暖簾を掲げる『平次のおうどん』は、肉汁うどんと揚げたて天麩羅をウリにする人気店だ。この日も11時半の時点でほぼ満席。競馬開催日であったが、客のほとんどが家族連れで、見たところ私以外に競馬客の姿はない。

肉汁うどんを前面に推している店なので、この界隈特有の褐色の地粉うどんを想像したくなるが、意外や出てくるのは白く艶のある麺である。噛めばもっちり、啜ればつるっとした喉越しが心地良い。どう考えても、これは讃岐うどんであろう。

となれば、注文にもひと工夫欲しい。オススメだという肉汁うどんなどには目もくれず、メニューの片隅にひっそりと身を潜める「ぶっかけ」と「鳥天」をオーダー。完全に讃岐うどん専門店と同じスタイルで攻めてみる。

Udon 

聞けばこのお店は香川の「吉原食糧」と深いつながりがあるらしい。香川県内に約600店あるうどん専門店の、約半数を取引先に持つという業界最大手で、国産の小麦にも力を入れている製粉会社ならばこの麺のスタイルも頷ける。実際、ぶっかけはすこぶる美味い。なぜこれをもっと前面に推さないのだろう。たしかに周囲を見渡せば、肉汁うどんを注文しているお客さんが多いのは事実。それがメニューの効果なのか、あるいは土地柄のせいなのかは分かりかねるが、私はこの麺のひやあつで食べてみたい。

Toriten 

そんなことを考えながらうどんを啜っていると、「お待ちどう様です」と言って、目の前に銀のトレイが差し出された。私がオーダーした鳥天である。ありゃ。すっかり忘れていた。時間がかかったのはチキンカツほどの大きさのせいか、あるいは揚げたてをウリにするあまりか。いずれにせよ丼の中に麺はもう残り少ない。

それでも残されたダシと大根おろしに絡めて食べる。熱々でジューシー。衣の具合も悪くない。うどんが残っていればなお良かった。おそらく私の口がうどんを吸い込むペースが早過ぎたのであろう。次はうどんだけが後続を離して飛ばすような展開にならぬよう、気を付けなければなるまい。

 

***** 2015/03/04 *****

 

 

 

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コメント

最後の表現に上手いッス。

次はうどんだけが後続を離して飛ばすような展開にならぬよう、気を付けなければなるまい。

投稿: tsuyoshi | 2015年3月 5日 (木) 05時53分

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