« 【府中うどん探訪②】武蔵野うどん | トップページ | 今日は桃の節句 »

2015年3月 2日 (月)

初勝利を目指して

川崎は青空の広がる競馬日和。たったいま第1レースのゲートが開いた。

Kawasaki 

スタートしたのは4歳未勝利戦。念のために書いておくが「3歳未勝利戦」の誤記ではない。同期がクラシックを戦うのを横目に見ながら最下級条件戦を走り続け、それでも勝利を掴めぬまま4歳の春を迎えた8頭の競走である。そんなレースをわざわざ見たいか? いや、私だってわざわざ見に来たのではない。とある調教師に用事があったので、なるべく早めに済ませてしまおうと重い腰を上げてきた。

最下級条件の一戦だが、思いがけないことにレース前のパドックは一種独特の緊張感が漂っていたのである。既に2歳馬の入厩も進んでいる厩舎では、4歳の未勝利馬は肩身が狭かろう。いつまでも待ってもらえるとは限らない。今日この一戦に馬の進退をかける陣営もある。そう思えば緊張感が漂っても不思議ではない。

1r 

念願の初勝利を掴んだのはキングヘイロー産駒のシンボリハッキネン。だが、気になるのは負けた馬たちである。

最低人気で3着に入ったホウザンサヤカは、これまで掲示板にすら載ったことがなかった。初めての賞金14万円を獲得し、「よしこれで残った」と関係者に笑顔がはじける。お母さんは大井で13勝を挙げ、的場文男騎手とのコンビで重賞戦線でも活躍したホウザングラマー。当時を知る一人としては、その子の活躍を願わずにはいられない。

Houzan 

5着のキューブはノーザンファーム産の牝馬。お母さんがシークレットルームということは、2冠馬・クラーベセクレタの妹ではないか。それがなぜこんなところに……と思わないでもないが、血統通りに走らないのがまた競馬でもある。

Secretroom 

このメンバーで勝ち馬から2秒近く離された結果を見て、陣営がどのような判断を下すのか。少し心配になったが、意外にもレース後はポジティブな言葉が相次いだ。続戦だそうである。サンデーレーシングがこの血統を未勝利で終わらせるわけにもいかないか。411キロにまで減った馬体を見れば、少し間を空けてあげたいところだが、4歳未勝利馬に休みなど有り得ない。初勝利を目指す4歳馬たちの戦いは、まだまだ続く。

 

***** 2015/03/02 *****

 

 

 

|

« 【府中うどん探訪②】武蔵野うどん | トップページ | 今日は桃の節句 »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 【府中うどん探訪②】武蔵野うどん | トップページ | 今日は桃の節句 »