« ソロル*マーチS | トップページ | 【訃報】ヴィオラーネ »

2015年3月29日 (日)

穴の神

昨日、用事があって羽田に出かけたついでに穴守稲荷で途中下車してみた。

実は最近悪い事ばかり立て続けに起こってホトホト参っているのである。年初来から、いやに馬券が当たるのが不気味で仕方なかったのだが、今思えばあれはやはり不幸の前兆だったか。普段は神もホトケもない言動を繰り返している私もついに折れて、お稲荷様に助けを請うことにした。

Anamori_2 

穴守稲荷神社の歴史は文化文政年間にまで遡るというから、既に二百年を超えている。現在の羽田空港の敷地は、多摩川河口の三角州を開墾して作られた新田だったが、周囲の堤防が波に削られて穴が開き、海水が流入して被害が絶えない。そこで、「“穴”の害から田畑を“守”ってもらおう」と農民たちがお稲荷さんを祀ったのが起源とされる。今でこそ商売繁盛の御利益で知られるが、もともとは五穀豊穣の守り神だった。

そこに競馬ファンの姿が目立つようになったのは、ハイセイコー・ブームに沸き立つ1970年代の半ば頃。「穴を守る」は穴馬券的中にも繋がる―――。そんな噂を聞きつけて、競馬場や場外馬券売り場に向かう前に願掛けをする参拝者が、一気に増加したのである。特にプロの予想屋さんにとっては聖地的なスポットでもあった。

一方で、大井の厩舎関係者や騎手、あるいは馬主などの間では、そんな噂が広まる以前から穴守稲荷への参拝を欠かさぬ人は少なくない。件のハイセイコーの手綱を取った増沢末夫氏も、騎手時代にここで願掛けをしたという。

ぶらぶら歩いて駅に戻る途中の『ZOO』という喫茶店で昼食をとることにした。盛りがエグいことで、デカ盛りファンには知られた一軒。カレーライスもオムライスも、その大盛りの一皿は壮観のひと言に尽きるのだが、ここはやはりミートソースにしてみた。もちろん大盛り。さあ、どんなのが出てくるか。

どーん!

Zoo2 

直径30センチはゆうに超える大皿に山盛りのスパゲティとミートソース。その威圧感に思わずのけぞった。念のために書いておくが、これで1人前である。レギュラーサイズが他の店の大盛サイズだというから、オーダーには注意が必要であろう。食べ進めるうち最後の方はミートソースが足りなくなったが、麺にコショウを振って炒めてあるので、それだけでも十分食える。まあ、味については多くは語るまい(笑)。

それでもきれいに残さず食べ切った。ちょっと腹がキツい。だが、これが私の願掛けでもある。これで運の向きが変わってくれるだろうか。

 

***** 2015/03/29 *****

 

 

 

|

« ソロル*マーチS | トップページ | 【訃報】ヴィオラーネ »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ソロル*マーチS | トップページ | 【訃報】ヴィオラーネ »