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2015年2月18日 (水)

始まりと終わりの木曜日

ある意味において、競馬は木曜日に始まる。

まず午前中に南関東の翌週の登録馬が発表になる。自分の馬はもちろん、自分が関係する馬の出走する日時を確認すると同時に、他のメンバーを見渡して「勝ち負け」の可能性もある程度考える。勝ち負けになりそうなら行くし、負けそうだなと思っても、それが重賞当日の早い時間帯のレースなら、ちょっと早めに家を出るにこしたことはない。こうして翌週月~金の私の行動予定が決まる。だから、この登録馬発表が遅れたりするとイライラする。特に船橋。ここは金曜日までずれ込むこともあるから油断できない。

「500万下」「1000万下」という明確な所属条件があるJRAとは異なり、わずか数千円の獲得賞金の差で「組」が変わってしまう地方の下級条件馬は、次にいつ走るのかを正確に予想することが難しい。一方で、私も一応社会人なので、平日には競馬以外にやらなければならないことがたくさんある。だから「この馬は次はC3・五組あたりだろうから水曜日かな」などと、ある程度予想して数週間前あたりからざっくりとした予定を立ててあるのだが、実際に発表された登録馬がその通りに出走登録されたりすると、思わずガッツポーズをしたくなる。こういうのが当たる方が、馬券なんかよりよっぽど嬉しい。

続いて午後4時近くになると、週末のJRAの確定出走馬が発表になる。

こちらについても関係馬の出走状況を隅から隅までチェック。最遅で何時の電車で競馬場に行けば間に合い、帰途は最早で何時の電車に乗れるのかを「分」単位で把握しておく。かつてのように開門直後に入場して、最終レースが終わるまで競馬場に居座るようなことができない身なので、このスケジューリング作業をおろそかにすると、いろんな方面に迷惑をかけてしまいかねない。

それにしても、土日の行動予定が木曜日のうちに決められるようになったのは、ずいんぶんと助かる。かつてはそうではなかった。土曜のレースが金曜日、日曜のレースが土曜日に、確定枠順と同時に出走馬が発表されていたのは、そんなに遠い昔の話ではない。木曜一括投票が始まったのは1998年の秋。シンコウスプレンダの勝った京王杯の週からだった。

Kohai 

それ以前は、自分の愛馬が土曜に走るのか、日曜に走るのか。そもそも東京なのか、京都なのか、まさか小倉なのかさえ、前日まで分らなかった。もともと売り上げアップと除外馬対策を目論んで導入された木曜一括投票は、開始当初は厩舎関係者から反対の声もあったりもしたが、ファン目線で見ればごく当然の制度変更であろう。もう元には戻せまい。

ともあれ、これで週末から翌週金曜までの予定が決まる。決まってしまえば、あとはそのスケジュールに従って競馬場に足を運び、競馬を見るだけ。何時に家を出て、このレースにこの馬が出て、次のレースにその馬が出る。昼飯はあれを食べて、この電車に乗って帰ろう。そんなことを考えていると、実際に競馬場に行ったかのような、そんな錯覚さえ感じる。気持ちの上では、もう来週の競馬は終わっているのかもしれない。既に興味は、翌週のJRA開催および翌々週の南関東開催に向かっている。

 

***** 2015/02/18 *****

 

 

 

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