« 適性 | トップページ | 南関戦線、異状アリ »

2015年2月 2日 (月)

キングカメハメハの挑戦

昨日の東京8Rは500万条件の芝マイル戦。4角15番手から大外一気の末脚で、前を行く14頭をごぼう抜きにしたのはキングカメハメハ産駒のトーキングドラムだった。

8r 

続く9Rセントポーリア賞は、1番人気ドゥラメンテが持ったまま後続を5馬身突き放す圧勝劇。あまりの強さに場内はいったん静まり返った。母がアドマイヤグルーヴということで注目を浴びる同馬の父も、何を隠そうキングカメハメハである。

9r 

この日の東京競馬場ではキングカメハメハ産駒が4勝の荒稼ぎ。だが、京都ではもっとすごいことが起きていた。なんと2000年4月2日の阪神競馬場で記録されたサンデーサイレンス産駒の6勝を上回る1日7勝をキングカメハメハ産駒が達成。東西を合わせた11勝も、サンデーサイレンスが1999年6月12日に記録した9勝を上回る新記録である。

記録ラッシュはこれに留まらない。JRA開催が終了してから約1時間後、佐賀競馬の最終レースをキングカメハメハ産駒のエーシンプローストが勝利。なんとこれが記念すべきキングカメハメハ産駒の中央地方を通じた2200勝目となった。

キングカメハメハ産駒の強みが、芝ダートを問わない万能性であることは知られている。JRAでは昨年まで3年連続してディープインパクトがリーディングサイアーの座を獲得しているが、中央地方を合わせた勝利数の単純な比較なら、キングカメハメハがディープインパクトに大差を付けているのである。ビッグレースは芝で行う―――そんな我が国の価値観がちょっとでも違っていれば、キングカメハメハが賞金ベースでも独走していたかもしれない。ここまで積み重ねた勝利数こそ、種牡馬キングカメハメハの誇りでもある。

そんなキングカメハメハ産駒のJRA通算勝利数が1100に達したと報じられたのは、つい先日、中山最終日の5レースでのこと。2008年7月の福島でスガノメダリストがあげた記念すべき初勝利から6年半での達成は、サンデーサイレンス(7年2か月)を上回るハイペース。しかも、その翌週の土日で12勝を挙げてみせるのだから、1200勝到達もそう遠くはあるまい。不滅と思われたサンデーサイレンス産駒の2749勝を目指して、キングカメハメハの挑戦は続く。

 

***** 2015/02/02 *****

 

 

 

|

« 適性 | トップページ | 南関戦線、異状アリ »

競馬」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 適性 | トップページ | 南関戦線、異状アリ »