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2015年1月 7日 (水)

タイトルホースの2015年

JRAは昨日、2014年度のJRA賞受賞馬選考委員会を開いた。年度代表馬に選出されたのはドバイシーマクラシックと有馬記念を勝ったジェンティルドンナ。すべての関係者と、そして何より頑張った馬自身にお祝いを申し上げたい。

私が注目したのは最優秀3歳牡馬のタイトル。ダービー馬・ワンアンドオンリーを差し置いて、皐月賞馬・イスラボニータが選ばれた。獲得票数はイスラボニータ170票に対し、ワンアンドオンリーが109票。59.6%という得票率は、2000年に現在の選考方式になって以来、最優秀3歳牡馬としては最も低い。とはいえ天皇賞・秋でジェンティルドンナを苦しめた走りは見事だった。そのジェンティルドンナが年度代表馬なのだから、高い評価が与えられても不思議ではない。

むしろ不思議なのは関東と関西とで評価が分かれたことだ。投票者の所属する記者クラブを東と西に分けてみると、得票数は以下のようになる。(※中京競馬記者クラブは西に含む)

所属 イスラ ワンアンド
-------------------------
東  123    51
西   47    58
計  170   109

ご覧の通り、西の得票数だけならワンアンドオンリーの方が上回っているのである。実はイスラボニータはデビュー以来、中京以西の競馬場で走ったことがない。見たことのない馬に投票するくらいなら―――。そんな心理も働いたか。投票は投票者の主観のみに委ねられるのだから、そういう理由があったとしても、もちろん問題はない。伝えられるところでは、イスラボニータは産経大阪杯への出走を展望しているそうだが、そこで最優秀3歳牡馬に相応しい走りを見せつける必要がある。

Isura 

そんなイスラボニータを始めとして、2014年は美浦所属馬から5頭のタイトルホースが誕生した。これは2004年以来10年ぶりのこと。東西の成績格差を「西高東低」と揶揄されて久しいが、美浦の関係者はこれを励みにする程度には留めてほしくない。イスラボニータは中距離戦線の主役を張り、2歳のタイトルホースたちには、クラシックのひとつやふたつ勝ってもらわねば困る。

そこまで言うのは、2004年にタイトルを獲得した美浦所属の5頭が翌年はことごとく未勝利に終わり、05年の全タイトルを栗東所属馬がさらった過去があるからだ。一年限りの活躍に終わらせるようでは、せっかくのタイトルが泣く。だからこそ、イスラボニータ、ダノンプラチナ、ショウナンアデラ、スノードラゴン、そしてアポロマーベリックの2015年シーズンに俄然注目なのである。

【2004年にJRA賞を受賞した関東馬】

ゼンノロブロイ 年度代表馬、最優秀4歳以上牡馬
マイネルレコルト 最優秀2歳牡馬
ショウナンパントル 最優秀2歳牝馬
ダンスインザムード 最優秀3歳牝馬
ブランディス 最優秀障害馬

 

***** 2015/01/07 *****

 

 

 

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