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2015年1月19日 (月)

除外、また除外

エッケザックスという明け3歳の未勝利馬に出資している知人が嘆いていた。11日の中山芝2000mに出馬投票するも除外。それで1週待って17日の中山芝2000mに投票したのだが、あろうことかまたも除外である。2週続けて除外を食らったら私なら心が折れるに違いない。心中お察しする。

それにしても……と思う。毎年1月の未勝利戦が除外ラッシュになるのは、有馬記念から金杯まで2週間近く開催のブランクがあることが原因とされてきた。だが、今年のカレンダーでは、有馬から金杯まで1週間。普段と変わらない。しかも先週から中京も始まった。なのに、3場すべての芝の未勝利戦で、エッケザックスを含む13頭が除外の憂き目を見たのである。

だいたいこの季節、芝に群がる未勝利馬がそんなにいるものだろうか。

ここで昨日の話の続きになる。今月は3場で20鞍の芝の未勝利戦が組まれているが、昔はこんなになかった。たとえば2003年の1月にJRAで行われた芝の未勝利戦は7鞍しかない。しかも中山・京都はゼロである。芝を使いたければ小倉まで行かねばならず、フルゲートに届いたのも2鞍のみ。どうやら芝の未勝利戦の需要は、この12年間で大きく変化したようだ。

除外問題の解決には番組条件と在籍馬のマッチングを進めるのが近道だが、それでもどこかの条件で除外馬が溢れるのは見えている。だから抜本的解決には、在籍馬を減らすか、あるいはレース数を増やすか、そのどちらかしかない。前者は無理。だからレース数を増やせ。そういう主張を馬主サイドが実際に訴えたことも過去にはあった。具体的には1日12レースの上限撤廃である。だが、これにも法改正が必要な上、売れぬレースを増やしたところでJRAが得をすることはない。かくして今週も除外馬は出続ける。

Queensring 

先週土曜の中山9Rは3歳牝馬による500万特別・菜の花賞。勝ったのはブノワ騎手のクイーンズリングだった。新馬~特別と2連勝。しかも、不利とされる中山マイルの大外枠を克服しての2馬身差だと思えば、勢い今後への期待も高まる。

しかし、私が気になったのは勝ち馬ではない。ライトザライト、ラスパジャサーダス、ラマハデスヌーダ。実はこのレース、1勝クラスの条件戦でありながら、3頭の未勝利馬が出走メンバーに名を連ねていたのである。彼女らにしても好きで1勝馬相手に走ったわけではあるまい。芝の未勝利戦不足はこんなところにも影を落としている。それでも、ライトザライトは8着に粘ったのだから偉い。出走奨励金50万円を獲得。除外対策には、みな頭を悩ませている。

 

***** 2015/01/19 *****

 

 

 

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